「浮世七福神 寿老人」
寿老人が幼い少女の御々足に白足袋を履かせています。むっつりスケベな一面を持つ鈴木春信の作品のなかでも、とりわけてフィティシズムを感じさせる作品ですが、これにもちゃんと西川祐信の『最明寺殿教訓百首』下巻 (1734年)という元ネタがあります。

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江戸中期頃の上方の遊女。頭は鷗髱に島田髷で装飾は櫛のみスッキリ品が良いです。青地に枝垂れ桜と鶴丸文の打掛に、赤の着物が映えて素敵。穂落とし伝説もあるように鶴は日本では神鳥であり吉祥文様の代表格。
西川祐信『立ち美人図』ヨリ

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