火蛾のゐぬゴッホの夜のカフェテラス

永遠に不在 

の「#炎舞」の火蛾は、生きながら舞うという永遠性を感じます。

永遠という強情な時間がある
 
永遠はコンクリートを混ぜる音か 青鞋
 
物言わぬ椿のつぼみ取られけり 青鞋

絵は御舟の「椿(つばき) ノ花」
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大きくて家に入らぬ春の蠅 

主宰誌『壜』昭和59年初夏号№34号

越冬した家蠅の悲劇 井伏鱒二の山椒魚みたい

家蠅に家の虚空を愉します 青鞋
  
大きく育った家蠅との共存ありやなし。

春の蠅牧師は打たずただ見遣る 

楽しくてどうにもならぬ蠅の番  見張り番

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「阿部青鞋研究」第2期第3号を発行しました。
全国のコンビニで1月6日までネットプリントできます。A3・1枚20円

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◆執筆 : 嶋田奈緒 小川蝸歩 妹尾健太郎 ◆資料協力 : 橋本直 (敬称略)

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【絵俳句】にんげんをもうすこしやってみるつもり/阿部青鞋

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