そういえば昔は花が好きだったことを思い出した。ちょうどあなたとおなじくらいの頃に。お花の似合うのは僕じゃなかったから、すっかり忘れていた。ねえ、イオ。僕、あなたのことをちゃんと見たことがあったろうか。

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条件B(2/2)
「スケッチブックは、もえちゃったんだって。……もってかえって みんなに見せたかったな」


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条件B(1/2)
チカチカ、パチパチ、メラメラ、
プツン


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能力の暴走→いままでわかっていたものがわからなくなる→人間の言葉が理解できない だったら怖いなと思いつつ

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巡礼から逸れたこの道には、今までのどの聖地よりも意味があると思えた。ねえ、イオ。命以上に重たいものがどこにあるってんだろう。

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巡礼の途中、いずこかの集落で。
外界は私の意思など無関係のようだ。それは自分のからだも、自分のちからも含まれると知る。
私はどこ?

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続 [ユウガオ][■■■■■■]

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無理だとか嫌だとか、あなたは言えないんでしょう。僕はそれを知ってる。ねえ、イオ。こういう大人にだけはなっちゃだめよ。

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ねえ、イオ。ひとを嫌いになったことってある? 僕はあるよ。

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 光景はすばらしく残り、過ぎ去った日はいつもむごい。でなければ誰もこの夢を終わらせることができないからだ。
(覚書:オーギュスト・ブラントの半生について)

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わかってる、わかってる。叶うってんなら僕は最初から生まれてなんかないものね。

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植物採取しにいきます こどもをおどかすのが趣味のおとな
レネちゃん( )をお借りしています 驚きの室内風速


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