「ししょー!!こういう時はかわいくですよ!!!」

7 28


最終日
起きたらそこは病院だった。
「お、いーちゃん起きたね!えっとねー今日はねーいーちゃんの誕生日だよー」
誕生日まで病院だね、と笑って彼女は箱を取り出した。
「はい、誕生日おめでとう!一番乗りだね!」
屈託ない笑顔で笑うのだった。

6 45


十六日目
「君はそれをサイコロだと言われて、サイコロとして使おうと思うか?」
「見たところ数を表すものが何も記されてないみたいですし、使えません、使おうとしませんね」
「だろうね。あげるよ、二十六個ある」
「いりません」

4 24


九日目
「いっくん!誕生月おめでとう!!」
「……巫女子ちゃん」
「サプライズ大成功っ!みたいだねっ!何が入ってると思う?」
「…丹精込めて作ったマフラーとか?」
「……なんで分かったのかなっ!?」

9 40

寝るまでが僕の一日ということでセーフということにして!!四日目!


ぼくなんかより遥か上の、いわゆる雲上人のような人からのプレゼントは、もらうというより頂くという方がしっくり来る。

8 31