赫刃から、ハークさんに伴われてリィナが降りてくる。
転びそうになりながら必死にこちらに駆けてきた彼女を、しっかりと抱きとめる。
勝ち取った温もりを、確かめるように――
(続)

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"……やってくれたな"
クルストさんの呆れたような声が聞こえる。どうやら、たまらず通信を開いたらしい。
「……絶対にリィナを手に入れるって、決めましたから。形振りなんて構っていられませんよ」
(続)

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「ぐッ、馬鹿な……私が、ただで墜とされるとでも思ったのかッ?!」
どうにか墜落直前にバリアが回復したが、大地に叩き付けられた衝撃で機体の各所が悲鳴を上げる。
「バリアシールド、左側安定翼脱落。ガトリング及びバックラー喪失、背部大型ブースターに腰部バーニア損傷……」
(続)

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「蒼鎗が人型のままあのスピードと安定性を得ているのは、バリアで機体を覆っているからさ。
つまり全速の時にバリアを乱してやれば、あの機体は安定を失う」
「だからアルト+を飛ばそうってワケ?」
「だがバランスを崩すのはこちらも同じだ。それに――」
(続)

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「っつーわけで。蒼いのに勝つ方法ないっスか」
「いや何が『というわけ』なのかさっぱりわからないんだけど」
「すいません、司令。実は――」
(続)

0 12

「魔女殿、イヴェリア ……それにマクシミリアン卿とクウラ卿 も。
この度は、私達兄妹へのお気遣い、本当にありがとうございました。
あの後、二人で話し合いまして……私はリィナを連合に――トライ・ヘッドに委ねることに、決めました」

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、近日、公開予定ッ!

自分の答えなんて、最初から決まっている――ッ!

※ユーザーイベントではありません
※本ストーリーのタイミングは、火山惑星戦開始前となります

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