マクシオン夢幻楼 楼主華雅魅の私室
朱梅が虎千代と共に夢幻楼を発った夜華雅魅はただぼんやりと虚空を見つめていた。...そこへ

沙紅羅「邪魔するよ。」

華雅魅「沙紅羅、急に何やの?」

沙紅羅「朱梅が居なくなって寂しがってると思ってね。一杯どうだい?」

(続)

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華雅魅「お客さんの安全を最優先やで。」

鈴蘭「承知致しております。では。」

鈴蘭とのやりとりを終えた華雅魅は朱梅に回線を繋げる。

華雅魅「朱梅、鼠を見つけたらすぐに連絡!無理せず足止めすれば良えからね。」

朱梅「了解です!」

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夢幻楼 華雅魅の部屋に鈴蘭から連絡がはいる。
華雅魅「何事や?」

鈴蘭「はい、店の裏手で小火が起きまして。出火場所には火の気など無い事から放火かと...」
「現在朱梅とエステリーゼが辺りを捜索しております。」

華雅魅「分かった。消火作業を急いで警戒体制。」
(続)

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ザコ&モブ「おらー!」
シエルとポルタが紅桜に向かって突撃して来る。
沙紅羅「隙だらけだよ...」
迫る機体にこちらも踏み込み刃を振るう。鋭い斬撃は2機のEXMを容易く斬り裂いた。
沙紅羅「ふぅ、他愛無いねぇ...」

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華雅魅に手を引かれながらシュウは
避難先へと移動する

半分彼には意識がなかった
ほぼ、無意識で動いている状態

同時に彼の記憶は混濁していた

『オオカミさんは独りじゃないよ』
懐かしい声で
あの言葉が頭のなかで響く
それと同時に全てを焼き尽くすような怒りが込み上げた https://t.co/CIX7SHmcjR

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カンム「少し席を外します」

追加注文が届いたが外のEXMを見るなり立ち上がり、店を出て
銃に転送用信号弾を装填し機体を呼び出す

カンム「ハットマンさんでしたか?黒装束に帽子、機関銃良いですね、近くで見せて貰っても?」

…コイツ戦う気あるのか? https://t.co/BMZI2zeMMa

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30MMSpider mirage幕間
沙紅羅「さて、ちゃっちゃと片付けるとするかね。」
夢幻楼用心棒.宇月沙紅羅が愛機紅桜を駆り現れる。
「あんた達、覚悟はできてんだろうね?」

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30MMSM幕間
青斗「おらぁ!」
沙紅羅「おらよ!」
夢幻楼の用心棒、青斗と沙紅羅それに加え多数の助力によってゴロツキ達はあらかた片付いた。
店内の被害も最小限、客にも怪我人が出なかったのは不幸中の幸いだろう。
だが、果たしてこれで終わったのだろうか?

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「アカサカ様、ゴールデンブルースの方で何やら騒動が…」

ミチオ「放っておけ、見境のないバカが吹っ掛けただけだろう?」

「ですが…」

ミチオ「何度も言わせるな 遊楽街の騒ぎ程度で俺を呼び止めるなと言った」

「し…失礼しました…」

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ナギ「貴様!その刺身は私が楽しみに残していたやつだぞ!」

カンム「おや、手を付けないから食べないのかと。もう一回注文し直します?」
状況お構い無しで食事を続ける https://t.co/vEkROWEDZ7

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店に殴り込むゴロツキ
逃げ惑う一般客

ふと店内で焼き肉を大量に頼んでいた赤髪の男が立ち上がる

「何すか?人が焼肉屋食ってるときに邪魔すんなよ」

別に用心棒などではない https://t.co/Rn12UvsRfQ

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