テレパシー能力者をこういう風に使うことは、#A・ベスター も思い浮かばなかった。

外的な冒険活劇よりも、人間の内面の方がより冒険的なのだ。

その意味で、純文学の「意識の流れ」派や、バラード始め、インナースペースに舵を切ったニューウェーブSFとの親和性が感じられる。


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