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ラスボスは天使に偽装した悪魔のビビル。エンディングでは大勢の天使たちに一人ヒゲ面の天使が混ざっているが、これはバブルボブルの“ひでごんす”のモデルとなった柴田氏だったと最近知って大爆笑。当時のタイトーは内輪ウケが多かった。しかし、それは否定でなくアットホームな笑いとして感じている。
サウンドはスペースクリエイティヴ製、それを小倉久佳氏が編曲した。完成した楽曲に既存の似た曲があり、急遽編曲で登板したという。プランプポップの夕日ステージのBGMが大好きだったが、私は当時余裕で『ひらけ!ポンキッキ』を見ていて番組の中で似た曲の存在に気付いた。恐らくそれが原因だろう。
プランプポップのソフト担当は、プログラムとしてクレジットされる永田喜久氏、岩崎雄二氏、緒方正樹氏の三氏はそれぞれタイトー熊谷研究所の重鎮。又、余り知られていないが、実は例の熊谷ビル謹製を象徴する“熊グラフィック”も仕込まれている。動物ゲーは何でもござれの熊研の面目躍如か!?🐶🐱🐷
プランプの全体に女性らしいセンスが光るのは前述の木村氏、吉田氏の活躍が大きい。ボスなどは当初無機質な物もあったが、初期に描いた大仏に引っ張られ、むしろ表情が豊かなボスの方が面白い!と描き代えたというエピソードも女性ならではの判断と言えるだろう。三方一哉氏らしいセンスも垣間見える。
プランプポップがそれ迄のタイトー作品と少し毛色が違うと感じさせたのは、タイトー初となる女性企画者、木村光孝氏の企画によるからだ。それは女性にも遊んでもらえるゲーム作りという企画意図であったが、これは余り上手くいかなかったようだ。それでも企画に女性を抜擢したのは先駆的な決断だった。
プランプポップは私の子供時代目線から言って全て好き。一番好きなのは世界観で、例えばバブルボブルの背景は真っ黒であったけど、私の目には緑の草原と青空がずっと広がっていた。本作に出会った後はよりそういうイメージが想起された。背景原画は数々のインストデザインをした吉田直子氏の手による。
人は情緒を無視したものを嫌うという知見が今回得られたというのを見て、昔から日本人はそうとしか。あるべきものが突然なくなるという不条理を心は割れない。鉄腕アトムのアニメ第1作でアトムは自らを犠牲にして太陽に身を投じて地球を救う。その瞬間子供達は涙を流し、窓を開け空を見上げて泣いた。
ゲー夢エリア51の資料本が九州初上陸!福岡のカルチャーアーツさん(@fukuoka_game)でお取扱いが始まりました!新刊は900ページを使ったMr.ドットマン -小野浩 全仕事- 3部作。日本自費出版文化賞で入選したギャラクシアン創世記、キャノンダンサーやチャタンのアートワークを収録した転清本、等々。
聞く限り仙波さんが辞めざるを得なかったことに開発部員はみな一様に悔しがる。退社の日、熊谷分室で製作される新シューティングの相談で中村辰男氏は遥々中央研究所にやってきて仙波さんと懇談の場が設けられた。久々の再会だった。そして、退社後に開発が始まったレイフォースにもその名は刻まれた。
示されない次とはダイノレックスのことではない。何故なら本作はメタルブラックよりも前に存在していたからだ。ダイノレックスに対する仙波さんの所感は幾つかのテキストとしてまとまっているのでここには書かない。きら星のような演出も実際は年度順ではなく、星の瞬きの如く遅れてきた光であった。🌌