書肆ゲンシシャ/幻視者の集いさんのイラストまとめ

「スキャンされた仏像」。瞑想を実践し、飢餓によって死亡した1000年前の僧侶の遺体を、乾燥させ、内部に収めていた仏像をCTスキャンにかけ、骨格を明らかにしました。オランダのコレクターが所持していました。書肆ゲンシシャでは死にまつわる本や古写真を蒐集、陳列、販売しています。

「土星の六角形（Saturn's hexagon）」。土星の北極に存在する六角形をした渦で、自転周期と同じ速度で回転しています。30年間謎の存在でしたが、現在では押し上げられたジェット気流で形成されたものだといわれています。書肆ゲンシシャでは神秘的な事象に関する本を扱っています。

小原古邨（1877～1945）による「睡蓮」（1920年代）。石川県出身の浮世絵師。はじめ肉筆画を描いていましたが、やがて版画を制作し、「TIME」誌に作品が掲載されるなど海外で人気を博しました。クリムトも作品を蒐集していました。書肆ゲンシシャでは浮世絵に関する本を扱っています。

「Happy Magic Water Cube」。中国、北京のウォーターパーク。2008年のオリンピックのために北京国家水泳センターとして建設されました。2011年に一年を通して利用できる屋内プールとして一般公開しました。書肆ゲンシシャでは観光をテーマにした本を扱っています。

サンティアンゴ・カルーソー（Santiago Caruso）（1982～）による「パンズ・ラビリンス」（2013年）。アルゼンチンの画家。象徴主義の精神を受け継ぎ、本の装幀を数多く手がけ、幻想的な絵を描いています。書肆ゲンシシャでは現代の幻想画家たちの作品集を取り揃えております。

ズジスワフ・ベクシンスキー（Zdzisław Beksiński）（1929～2005）による作品。ポーランドの画家。バロックとゴシック様式に影響を受けた、死と崩壊に満たされた作品を手がけています。夢を撮影するかのように描き出しています。書肆ゲンシシャでは画集を扱っています。

スティーヴン・ガメル（Stephen Gammell）による作品。リスと農民たちとの「戦争」を描いた絵本などを手がけています。ホラー小説のための挿絵なども描いています。

スティーヴン・ガメル（Stephen Gammell）（1943～）による作品。アメリカのイラストレーター。両親に鉛筆と紙、そして励ましの言葉をもらいながら幼いころから独学で絵を描いていました。超現実的な不安にさせるイラストを手がけています。書肆ゲンシシャでは絵本を扱っています。