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『…でもまだ自分には何も無い気がして…自信が無いんです…』
「そうだねぇ…誰もが「何者か」になりたくて、悩んでもがいて、失敗して…少しずつ変化していくものだから」
『「何者か」に…自分は網野さんのように強くなれたらなぁって…』
「彼のようになりたい、か…ふむ」
#らいおっさんジム
「暗くなる前に帰ろうか。僕の話題は帰りながら話すよ」
『とても良い景色でした!話せてスッキリしたし…』
「君が網野くんと仲良くできる時間が増えるように僕も会社の改善頑張ろう!」
『目的は網野さんだけじゃないですよ!今の弱い自分を変えたくてジムに通ってますから…!』
#らいおっさんジム
「休憩終わり~!よーし定時までもうひと踏ん張り!」
「…葉ちゃん!」
「勇気貰ったよ。ありがとね!」
「!!…網野っち…あなた…」
#らいおっさんジム
「ねぇ気付いてる?あの日からパンちゃんも自然と笑うようになったのよ」
「…!」
「あなたの自然体もパンちゃんに良い影響を与えているという結果なの」
「だからこそ、きっとあなただけの方法がパンちゃんにも一番良い。そう信じてみなさいよ」
「葉ちゃん…」
#らいおっさんジム
「「尊敬」かぁ~…あなたは「バンガくんを手本にしたい」と思ってるのよね」
「…!」
「確かに彼は手際も良くて何でも卒なくこなせるけど、全部裏付けを持って動いてるのよ」
「…形だけじゃダメなのは…分かっているよ…」
#らいおっさんジム
自分が…網野さん達に教えた…?
自分にも”何か”があるということなのかな…でもそれって一体…
…………
「それにパンちゃんは僕の100倍以上の勇気を持っているね。すごいことだよ。」
「だから君と同じくらい尊敬しているんだ」
「今日もパンちゃんを推すのね~!」
#らいおっさんジム
「葉ちゃん言ってたよ。君はもっと自信を持つべきだって」
え…?
…………
「私達、勘違いしていたみたい」
「笑顔って…取り戻したり作るものではなくて、自然に生まれるものなんだって」
「パンちゃんの自然体に教えられちゃったわね」
#らいおっさんジム