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自分は週に3回、決まった曜日にジムへ通っている
網野さんは自分の来る曜日に合わせて来ているらしい
…
今日はジムへ行く予定の日だったのだ
もし…彼が待ってくれているとしたら
このまま逃げたいけど、CEOの誘いがある…
「ごめんごめん!お待たせ!」
咄嗟に体が硬直する
#らいおっさんジム
階段を降りた先でバンガさんは待っていた。
「…君はとても分かりやすいね」
彼を避けようとしたのを見抜かれてた?!
「この後君の時間貰ってもいいかな?」
今度は何をする気?怖くなってきた…
「皆に内緒で"ちょっといいところ"に連れてってあげるね」
拒否権は無い様だ
#らいおっさんジム
どうしようかな このあと
ジムに…
いや…
網野さんともどんな顔して逢えばいいのか分かんないし…
……
何も見なかったことにしたい。
#らいおっさんジム
…胸が気持ち悪い…なんかすごくモヤモヤする……
…降りてくるエレベーター…バンガさん乗ってるのかな…
助けてもらったけれど、なんだか会いたくない
…今日は階段で降りよう…
#らいおっさんジム
自分が2年半近く耐えてきた劣悪な環境は、バンガさんが数分姿を見せただけで改善されてしまった…
『なに、これ……』
激しい劣等感が押し寄せてくる
春迦さん、ヒトを変えるってこういうことだよ…
自分にはバンガさんのような権力や影響力はないんだ…
#らいおっさんジム
「お疲れ様でした!」
「お疲れさま!」
急に周囲の社員が優しくなった…一体どうなってるの…
あ…
バンガさんの立ち回りはもしかして、自分のバックにCEOが着いたと周知させるため…?
結果的に自分を助けて…?
#らいおっさんジム