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角川武蔵野ミュージアム1Fのアートは常設とは変わる物がある。今回は大小島真木さんであった。練馬美の『再構築展』で見てから、ブリューゲルの動とレメディオス・バロの静という自分の好きテイストの琴線に触れる感じがあってなかなかジワジワくる。
カラーの独特な色味を見ていると、会場が静かに騒めくので見ると神降臨(安彦氏来た〜)。みんな原画を見たり神を見たりと、どっちを見て良いのか分からない状態。ざわ…ざわ…。
初期の作品は結構強めの劇画っぽいのだが、90年代あたりから密度が高いのに不思議な軽やかさがあり圧迫感を感じない。
目の前の風景が全て見えていてもうるさく感じないような絶妙なバランス。しかし湿度や温度はリアルに感じる漫画の不思議よ。
山間なのに、元々なのか売るために磨いたセンスかは不明だが、派手な柄が多いイメージ。明治中期のモデルさんが今っぽい感覚で古写真に残る。マジョリカお召は一時代を築いた割には幻の着物イメージ。展示キャプションの昭和時代後半というのは軽くショック!二代前の元号だからそんな扱いかと驚くよ。
東京ステーションギャラリー
『河鍋暁斎の底力』展に行く。
はてさて、底力とはなんぞや?
DRAWINGS OF GYOSAIのサブタイが意味する通り、要は本絵の無い下絵満載の展覧会である。初公開を含め一挙に見せる贅沢さが会場でギラついている。まあ、知ってたけどさ上手いのは。猫と狸よりモグラだよ土竜。