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『人魚の傷』
不老不死の力を持つ人魚を探す男と、人魚村の娘の話
不老不死ならではの愛別離苦を描く高橋留美子のホラーシリーズ人魚の森シリーズ第二弾
ちなみに同シリーズは
人魚の森
人魚の傷
夜叉の瞳
の順、3作
個人的に犬夜叉より好きな高橋留美子の妖怪漫画
推せる。怖いけど、悲しいけど。
『鵺の絵師』
関東大震災後の東京を舞台に生者を描けば魂を奪い、死者を描けば蘇らせるという噂の画家・菅沼英二郎と、彼の元を訪れる訳アリのお客達が織りなす人間ドラマ
思ったよりオカルト要素は薄く、何かを喪くした人間達の人間模様に注力していて良かった
今市子作品や津波杉子作品に似た雰囲気
『魔法はつづく」
今月発売のオガツカヅオの新刊
2人の子供と7年越しの呪いの藁人形の物語の表題作他、8作収録の短編集
ジャンルとしてはホラー漫画ではある物の、狂気と悲しさ、恐怖と切なさが同居する複雑な読後感
個人的には小説「異人たちとの夏」を読んだ時に感じた感覚に似ている気がする
『星々の城』
18世紀、未知のエネルギー「エーテル」を探し自らの気球と共に高度13000mに消えた女科学者
残された夫と息子は彼女の手帳に導かれ壮大な旅に出る
ジュール・ヴェルヌを生んだ国が日本の漫画にインスパイアを受け生まれたフランスで20万部を売り上げた名作
昔のジブリ作品っぽくて好き
『スピン』
フィギュアスケートに打ち込むニュージャージー生まれの少女は同性への恋を胸に、選手として、人として、葛藤の果てに自らが願う"何者か"になれるのか
自らの体験を基に22歳の新進気鋭の作家ティリー・ウォルデンが描く青春譚
昔何かを諦めた事をずっと後悔してる人には深々と刺さりそう
『彼女とカメラと彼女の季節』
写真部の同級生ユキに一目惚れしてしまった女子高生あかり
が、しかしユキはあかりの幼馴染の凛太郎に恋をし、倫太郎はあかりに恋焦がれる
ネガティブな感情表現の上手さと高い画力が美しくも痛々しいヤマアラシのジレンマを引き立てる三角関係百合漫画
心が痛すぎる
『つるつるとザラザラの間』
実家が爬虫類専門ペットショップでありながら爬虫類が大の苦手な少年・環と爬虫類大好き少女・さやちゃんのほのぼの恋愛物
中学生カップル初々しさが可愛くてたまらない
個人的に爬虫類好きの女の子は一見近寄りがたい雰囲気ありつつも実は心優しい美人が多くて大好きです