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⑪松尾璋葵
#LGハミンギャ のヘッドライナーで右AZを担当している。幼稚舎からの百合ヶ丘生え抜きだが、他の生徒の実家と比べると、決して裕福とは言えない家庭出身で、母は女手1人で彼女を百合ヶ丘に在籍させ続けた。
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才能と努力という言葉に拒絶反応があり、軍配候補や近衛級の生徒を冷遇し、中衆以下の生徒を贔屓する事も多く、上の階級の巫ほど、彼女を忌避する者が多い。
非巫出身のあかねに執拗に絡むなどの迷惑行為もあるが、鏡子が教頭の姪というのもあり、見逃されている。
#大和巫物語・初瀬斎子の章
強く才能に溢れたリリィに興味関心が強く、中でも「カリスマ」「ラプラス」に対して、異常なまでの執着と探究心を持つ。
以前には、「凰の兆し」と呼ばれ、信仰の対象にもなった「凰主」を調べる為、大和を訪れたこともある。
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⑨深山ジャンシー燐
私立櫻華義塾女子中学校の保健教諭。元リリィで、母校で後輩たちと関われるこの仕事をとても幸せだと感じている。
話術が得意で、カウンセラーも務めている。彼女に心の傷を癒された生徒も少なくはない。
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約5年の住み込みを経て塾を卒業。仁徳の一族と呼ばれた初瀬家に多大な恩義のあったあかねは、斎子が巫そして凰主となると分かると、自ら斎子の役に立ちたいと恩師である真和に直談判し、本来の職務に支障のない範囲で、という条件で斎子を傍で支える存在となった。
#大和巫物語・初瀬斎子の章
両親は知り合いのツテを頼り、斎子の父・雅和の営む「万葉政聴塾」をあかねに勧める。高3の夏休みから週1で通い、高校卒業後は雅和の進言もあり、初瀬家に住み込み、塾生の傍ら、凪子と斎子の家庭教師をこなしていた。
凪子からは「あかね先生」斎子からは「あかねねぇね」と呼ばれ慕われていた。
あかねは奈良市高畑町出身で、家族構成は両親と双子の妹・あおいの4人家族。
中学時代から巫に憧れていたものの、適性がなく、夢を断念せざるをえなかった。普通の高校生になっても、抜け殻のような日々を過ごすこととなる。
#大和巫物語・初瀬斎子の章