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「ああもう、うるさいバカ! わかった、死んでやる、死ねばいいんだろ!?」
天井から伸びた縄を丸く括る。興味本位で覚えたいわゆる自殺結び。椅子に乗って首を通し、もう一度。
「見殺しにしたらお前らみんな人殺しだ、ホントに死んでいいんだな!? いいのかよ、人殺し!」
裁判場に着くと、眞下さんはやはりイライラとした様子で爪を噛んでいる。
その身体は椅子にベルトで固定されており、肘から下の腕だけを動かしてウィンドウを捜査している。
「全員揃った? はろ、人殺しさん。そんじゃぁ始めてよ」
顔をしかめたまま、彼はぶっきらぼうにそう言い放った。
『……死んだのは、栗栖心秋。』
えっ、と誰かの声。
死んだ? 栗栖さんが?
ポップアップで表示されたのは、彼女の遺体だ。
『見つけづらいとこに居るの、やめてほしいよね。ホント』
――第7章 【自分になんて戻れない、だって本当と本来の私は別人よ】 完
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――第7章(裏) 【×××になんて戻れない、だって××××と××の×は別物よ】
「よくできたゲームだ。彼らの死に際も、いやにリアリティに溢れていたな」
彼らの最期を思い出す。首を切り、喉を裂いた。身長差があったから、一度に殺せなかったのだっけ。
庇いきれなかったと悔やんだ気弱な彼は、自身で首を切ろうとしたのだったか。まあ、ボクが殺したのだけれど。
――第6章 【死と同じように避けられないものがある。それは、デスゲームだ。】 完
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――第6章(裏) 【×と同じように避けられないものがある。それは、××だ。】
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「は、は!? なんでこっちからの攻撃妨害されるの!? なんで、なんで!? 誹謗中傷が流れるはずなのに、クソッ、なんでリアルタイムのコメント反映してるんだよ、ちゃんと執行しなきゃいけないのに……!」
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――第5章 【実況者は、その存在を視聴者が忘れずにいることを常に望まる。】 完
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――第5章(裏) 【***は、その存在を**が忘れずにいることを常に望まる。】