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32番「山川に風のかけたるしがらみは流れもあへぬ紅葉なりけり」 で、流れきらない紅葉に、密を感じてはっとする春道列樹です。今まで意識しなかったものに「密」を感じる今日このごろによいかと。
これは26番「小倉山峰のもみぢ葉心あらば今ひとたびのみゆき待たなむ」の 貞信公藤原忠平さんです。醍醐帝の行幸まで待って、と思わず昭和死語を口走ってます。
19番「難波潟みじかき芦のふしの間も逢はでこの世を過ぐしてよとや」と激情をほとばしらせる伊勢さんです。序詞的に下句の感情の発露につながり、最後に相手に強く問いかける一首ですが、「絶許」の一言で処理してしまいました。