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#虚無の叫びSS_B
「何というかこう、良い感じにフォローしてくれない?」
「……雑な頼みでござるなぁ……」
あんまりにもあんまりな頼みにシルクが思わず笑うと、アシュレイの方も自覚があったのか苦笑いで返し、戦いの直前とは思えない穏やかな空気が場を満たした。
#虚無の叫びSS_B
「その、なんだ。この後多分俺、“力任せに思いっきり暴れたり”すると思うからさ……」
「……はい」
冗談混じりに自分が言った言葉がそのまま相手から出てきた事に些か驚きながらシルクが相槌を打つと、申し訳なさそうにしながらこう告げた。
#虚無の叫びSS_B
「……アシュレイ殿」
クリフォードに続いてシルクがアシュレイに声をかけると、それを待っていたようにアシュレイがシルクの方を向く。
「頼みがあるんだ、シルク」
「……何でしょうか?」
何と声をかけるか考えていた矢先の事で些か拍子抜けしながらシルクは次の言葉を待つ。
#虚無の叫びSS_B
「……まだ、足りない……」
──“力”を求める声を残して。
Chapter.7 END https://t.co/njQdr4eM0O