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『呪術廻戦』(MAPPA)、山下清悟のOPは言わずもがなだが、低コストEDが一般化した昨今、『牙狼〈GARO〉-炎の刻印』OPを思い出させる長添雅嗣演出と、五十嵐祐貴の一人原画のEDは嬉しい。そしてこのアニメ、平松キャラの関節を魅力たっぷりに強調する素敵カットが多くてそこも良いんだよな。
しかし『邪馬台幻想記』の頃から変わらず黒髪肩丈が好きなんだなあと。だが、今作ヒロインは以前の矢吹作品にはない下半身太めの描写。キャラ造形にはトレンドが入り込むわけで、ロング丈上着も含め、もしや下半身太めの一大ムーブメントになった『SSSS.グリッドマン』の宝多六花を参照したのでは。
『AIR』DVDのコメンタリーで武本は、4:3から16:9に画面サイズが変わり、「ビスタサイズでできることが広がった」と語っている。4:3の『ゲートキーパーズ』『犬夜叉』『ハレのちグゥ』等の武本コンテ回。狭い画面で複数人の芝居を、レンズの収縮やパース効果を取り入れつつ演出していることがわかる。
みちきんぐ「ビッチスランプ 安里さん」も素晴らしかった。みちきんぐのカラー1枚絵の繊細な美しさは東方同人時代から折り紙つきだが、最近のモノクロの強弱つけた線のメリハリ、表情の立体感、本当に磨きがかかっている。構成力と合わせて非の打ち所がないマンガ家になりつつある。
文化庁メディア芸術カレントコンテンツに記事がアップされました。『甲鉄城のカバネリ』の映画も今春公開、美樹本晴彦のキャラクターデザインの軌跡について。
35年の軌跡をたどる『美樹本晴彦キャラクターワークス』 - メディア芸術カレントコンテンツ https://t.co/LCXoBpyYwI
『コミック快楽天』1月号、ここのところの快楽天は高クオリティの臨界が続くかのような状況が続いていたが、今月号はそれにも増して集大成的にレベルが高い。中盤過ぎまでの作家が皆、高い画力はもとよりその画力を持ってこれまでにない新しい構図や構成に果敢に挑戦する姿勢が見てとれて鮮烈だった。
『映画HUGっと!プリキュア♡ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ』。手描きパートと3DCGパートの境目はもはや即座に認識できないレベルに。コンテはりょーちも、完璧な人選。秩序あるカメラを前提とした3Dならではの長回しのアクション、手描きならではのここぞの表情、出し分けの妙が光る。
文化庁メディア芸術カレントコンテンツに執筆記事がアップされました。賛否両論の本作ですが「そもそもFLCLの本質って?」という視点から、2作品を横断してみました。
引き継がれる意思 劇場版『フリクリ オルタナ』『フリクリ プログレ』 - メディア芸術カレントコンテンツ
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