Masayuki Tsudaさんのイラストまとめ

雨が降って波紋が広がっている水面に映る赤い傘を差した女性。ハンガリーの写真家ゾルト・ウーイヘイの美しい作品

オルセー美術館にある春らしい絵画。ジョルジュ・ロシュグロス《花の騎士》の一部分です。ワーグナーの『パルジファル』で騎士を取り囲む花の乙女達が鎧に映っています ©Paul Perrin

1966 年生まれのロシアの画家バト・ドゥガルザポフの光や静かな風景が柔らかなタッチで捉えられた印象主義絵画 ©Bato Dugarzhapov

パイナップルやパパイヤなどの新大陸の植物を中心に、分解図で部位も細かく描かれた 18 世紀後半の植物画集 Plantae selectae (https://t.co/nIsMenWsZK)。植物画家ゲオルク・エーレットと植物学者クリストフ・ヤーコブ・トロゥーの作品。ニュルンベルクで刊行されました。

文庫クセジュの『香水』を書いた調香師のジャン＝クロード・エレナは、ベルガモット、ミルラ、水仙、カシスなど 36 種の香料植物にまつわる歴史や地理や個人的な思い出を自由な筆致で綴った約 170 頁の本を去年出しています (https://t.co/N35UbKlzGw)。

バレエと花ということで思い出すのは、ロシアの写真家ユーリア・アルテミエワのバレリーナと花を並べた作品 (https://t.co/WowPq7fZII)。アルテミエワも子供の頃からバレエを習っていた人で、彼女は、優美さと寿命の短さが、バレエと花の共通性と考えているようです。

草、虫、花が繊細で優美に描かれた 16 世紀前半の朝鮮の女性の文人画家・申師任堂の《草蟲図》の一部。彼女の肖像は韓国の紙幣に使われ、その人生は TVドラマの題材になっています。

ドイツの園芸家・植物学者エルンスト・ベナリー(1819-1893) の生き生きとした野菜の絵は、とても美味しそう。

北斎の「富嶽三十六景」へのオマージュとして制作されたアンリ・リヴィエールの「エッフェル塔三十六景」(https://t.co/RraRfN6Nz9) は、セピア調の色合いなので、秋っぽいです。左は、ノートルダム大聖堂のガーゴイル達。

シェイクスピア作品に登場する花、果物、ハーブ、木、種、草を、Sumié Hasegawa-Collins 氏の美しいイラストを添えて、ABC順に紹介した本が４年前に出てます (https://t.co/okgDOyY1xq)。彼の戯曲では、植物の植えつけ、剪定、成長、接ぎ木、除草、播種、民間伝承、賛辞について触れられているらしい。