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OAV「霊魂とデート」(1991年6月21日)
遂に後期OAVも最後。この後最後の劇場版があるので旧体制で作られた最後のTVサイズ作品ということになります。何故か後期OAVはラムの毛髪の色が淡いです。結局アニオリキャラのメガネたちは8話中1話しか活躍せず、「原作未消化の傑作エピソードアニメ化」
モブのメガネ女中さん。あらゆるキャラがボケからのツッコミをし、ドタバタし、面堂軍団が奮戦し、次から次へと色んな事が起こって結局は最高にあほらしい決着…とファンが「うる星やつら」に求めるものが全て詰まっています。無いのは出ていないメガネ成分くらいです。
@ryoinalf 新ドラで最初から「切ない別れが最後にあるぞ」ってのを前面に打ち出したポスター見てちょっと引いたことを思い出します。
観てないんで何とも言えませんが、そういうのはさりげなくやって欲しいなあ。
ところで、ずっと横になって回復を待つしかないこともあって「ぶらどらぶ」観ました。
実はまだ6話くらいなんですが、辛くて中断中。腰痛じゃない方で(爆)。最終判断とかじゃなくそこまでで感じたことをつらつらと。
理由はたった一つ。この映画は88年ではなく、どんなに遅くてもLTFの86年に存在しているべきでした。私にとっては「後期」の無い世界はありえませんけど、ベストはBDの84年だったでしょう。せめて85年
どれほど素晴らしくても、無料で勝手に流れてきて数千万人が見られるテレビと映画は違います
ただ、些細な欠点と最大の欠点があります。
些細な方は難解で陰鬱なLTFの呪縛から完全に解き放たれて笑いに満ちたPOPな作品に仕上がりはしたものの、余りにも「いつも通り」であるため、重みは確かにありません。「超傑作」ではBDの様な「事件」にはならないのです。
結局「こんな強要された形で好きと言ったんでは信ぴょう性が無い」というあたるのこだわりにほだされた形でラムは結局「好き」とは言わなかったあたるを許すことで終わります。
そう、決着を付けずに先送りして終わったんです。
この関係はこれからも続くよ!が最高の終わり方だったんですね。
この映画でラムは人工的に角を生え変わらされたため、序盤から中盤にかけて電撃も飛行能力も使えません。実に見事な作劇です。劇場版ドラえもんでポケットが一時的に使用不能になっているようなものです。
こういう映画を見たかったんですよ!
これは実はそもそも「作家・押井守」の「ライフワーク」なんですよ。「現実と非現実があやふやになる」作風は。デビッド・リンチが一時期例えられることもありましたが、ぶっちゃけていえばそういうことばっかりやってるんです。自伝的コミック「とどのつまり…」とか。
これまでの面堂の女難(?)を考えると後は女体化+女装のバリエーションくらいしか残っていないので、いくら「ほら薬」だったというオチとはいえ「言ったほらが現実化する」として「ぶわっ!」と面堂がお姫様になってしまうアニオリくらいやって欲しかった。
ともあれ「幻のTS回」と言えそうです。