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同級生の女子であるルナチャイルドが廊下で転んだので助けてあげたら、お茶に誘われた。
――で今、茶道室にいる。
「どうぞ」
ズズッ
結構なお手前で。
「どうも」
何故にコーヒー?
「コーヒーが好きなのよ」
別に購買でも自販機でも良いのに。
「好きな人に淹れ――人に淹れるのが好きなのよ」
夏休み中の学校で、同級生女子のサニーミルクと出くわした。
「あら、何しに来たの? 補習? 朝顔の観察?」
サニーこそ悪戯の仕込みか補習か向日葵の観察だろ?
「失礼なヤツにはパンチをお見舞いするわよ♡」
――彼女の用件は俺と同じで、教室に忘れた夏休みの宿題を取りに来たそうだ……。
名物の霧が晴れて日差しが降り注ぐ紅魔館傍の湖。
こちらへチルノが湖面を走るように飛んできた。
「にいちゃ~んッッ!!」
すっかり日に焼けてまあ。夏休みを楽しんだみたいだね。
「なつやすみ、サイコー♡ で、今日は何して遊ぶ?」
仕事に向かう途中の私に、年中有休のチルノは無邪気に聞いた。