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夏休み中の学校で、同級生女子のサニーミルクと出くわした。
「あら、何しに来たの? 補習? 朝顔の観察?」
サニーこそ悪戯の仕込みか補習か向日葵の観察だろ?
「失礼なヤツにはパンチをお見舞いするわよ♡」
――彼女の用件は俺と同じで、教室に忘れた夏休みの宿題を取りに来たそうだ……。
名物の霧が晴れて日差しが降り注ぐ紅魔館傍の湖。
こちらへチルノが湖面を走るように飛んできた。
「にいちゃ~んッッ!!」
すっかり日に焼けてまあ。夏休みを楽しんだみたいだね。
「なつやすみ、サイコー♡ で、今日は何して遊ぶ?」
仕事に向かう途中の私に、年中有休のチルノは無邪気に聞いた。
残暑厳しい中、畑を眺めながら近所を散歩していたら秋穣子と出会った。
「あ、丁度あなたのお家に行くところだったんですよ♪」
農家じゃない外来人の家に豊穣神が何の御用で?
「これ、作り過ぎちゃったんで御裾分け♡」
穣子様は背後に隠していた、レジ袋いっぱいのトウモロコシを差し出した。