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青天目「お、誰かと思ったらアンタか。珍しいな」
月日「二吉くんだ。おはよう」
青天目くんこちらに気づくとへらりと笑う。足元にいたハチくんも彼女によく似た笑顔をしながらくるくると回った。毛並みの綺麗なしっぽが揺れている。
ロク「俺が消したんやから、そりゃ消えとるわ」
見城「消したんですか⁉」
見城くんが驚いて声を上げる。
鬼哭「僕も消したの見てたので、テレビがついてたのは間違いないですよ」
睦室「消してましたね。見ない振りしましたけど」
ラーメンのどんぶりを運んでいた久遠くんが湫くんを宥めるように言った。ラーメンを運ぶその姿は半袖のTシャツに腰に巻いたエプロン、頭に巻いた三角巾という装いに恐ろしいほど似合っていた。
部屋に入って真っ先に目に入ったのは、包丁をまな板に激しく叩きつけている小橘くんと、悲鳴を上げながらも「危ない!危ないよ!」と必死でそれを止めようとしている月日くんだった。
若夏「あら、お疲れかしら?アタシの作ったカクテル飲んで全部忘れちゃいなさいよ!」
背後から現れた若夏くんが家津さんの背中をポンと叩く。
家津「お前は大人びすぎてて怖いよ」
若夏「うふふ、嫌ね♪アタシだってまだピッチピチの高校生なんだから!」