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Merge Laboさんのイラストまとめ


● 大阪芸術大学 解剖学非常勤講師
● (一社)日本音楽家機能解剖学指導者協会 代表理事
● Facebookページ:facebook.com/MergeLabo

音楽家の方々に、
より思い通りの音楽表現を手に入れて頂けますよう
身体のつくり(解剖学)と動き(運動学)を
お伝えいたしております
mergelabo.com

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クラシックの声楽等では、
お腹の前で左右の手を
軽く押さえ合って
歌う事があるよね。

その理由は

1.の両腕の力は
2.の”お腹の支え”をつくり
3.の息を生み出す”足場”を提供して
4.の声をつくり出す

発声は【上半身全体の仕事】なんだ。

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タンギングの練習の時、”舌先の動き”にだけ注意を払っていないかな?舌は「働くと縮こまる」ので、そうならないように沢山の筋肉が引っ張り合ってタンギングの動きを作り出している。それらの筋肉は矢印の方向に舌を引っ張るので、この部分も意識しながら練習しよう。#タンギング

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「歌うときはコアを意識して姿勢を良くして!」って言われた事ないかな?巷では写真の赤い部分が「コアマッスル」って言われるけど、足の骨と腰の骨の間"しか"つないでいない。ではどうして"全身"の姿勢を語れるのだろう?指導された時は、何となく解った気にならず、その理由まで聞くクセをつけよう。

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"深く響く声"を意識した時は「喉ボトケを下げよう」と頑張るよね。それが出来る筋肉は、首の付け根の前の2つの山とみぞおちの中間にある「第3肋骨」までつながっているんだ。つまり"深く響く声"を出すには、「第3肋骨」まで「喉ボトケを下げる」意識が必要だ。"胸で響かせる"イメージは大切なんだね。

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タンギングは舌を「動かしている」んじゃなくて「変形」させているんだよ。ってことは、舌(=筋肉)を硬くしたら「変形」ができなくなる→タンギングできなくなる。その「変形」の土台をつくるのが、下アゴからノドボトケにかけて収まる3つの筋肉。タンギングの練習は、まずは首やノドをゆるめてからだ。

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管楽器を構える時、手の平を管体に向ける関節は、緑矢印の「肘の外側の"動く"グリグリ」だ。また手首を曲げる関節は、赤矢印の「親指の根元の"動かない"グリグリの近く」だ。「長く伸びる腕で構えよう」ではなく、親指側の2つのグリグリという「実際に動く場所」を触って知れば、身体は楽に動かせる。

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吹部では、筋トレと称して「背筋50回っ!」とかしているよね。理由は”姿勢を良くするため”とか”腹筋に負けないため”だそうだ...座奏姿勢は背筋より股関節の筋肉が大切だし、姿勢の微調整は背骨に付く小指以下の”小さな”筋肉たち。腰を痛める前にこの運動は捨てて、さっさと基礎練を始めて音を聴こう。

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普段こちらのTwitterアカウントでつぶやいている内容を、9月24日(月祝) 21:00-21:30に"リアルタイム動画"にてお届け!今回のテーマは「アンブシュアをつくる顔の筋肉〜口輪筋(こうりんきん)〜」です。こちらのサイトから今スグお申し込みを!https://t.co/gZwEkxqzxw

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なぜ吹部で腹筋運動をするのかな?①腹筋を鍛えて→②肺活量を増やして→③良い音を出すためです!...と思っている人は多い。でも❶腹筋は息を出す時に使う→❷だから肺活量は増えない→❸(・・;)...という結末。そもそも肺活”量”が多い=良い音なら、水泳選手は全員スーパープレイヤーになれるよね。

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身体と管楽器の接点は口だから、アンブシュアは大切だよね。そのアンブシュアを作る顔の筋肉や皮膚は、”最低限”頭の先から胸まで”物理的に”つながってる。ということは、楽器を吹き始める前に、譜面を見ながらでもいいから、頭から胸元の皮膚全体をゆっくりと撫でて、あらかじめ動きやすくしておこう。

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