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西洋魔術博物館さんのイラストまとめ


西洋魔術関連の文物を展示するオンラインミュージアムです。
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猫魔術。猫の国で一番歓迎されるのが身寄りのないおばあさん。夏至の頃に猫の国へのゲートが開くと、黄昏のなかからかつての愛猫がやってきて、よろしければこちらにいらっしゃいませんかと招待するのだそうです。そして誰もいなくなるという静かな静かなお話。この季節の恒例のトピックであります。

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季節。イースターと前後してよく登場するのが巨大タマゴ。なにが孵化するのか特に言及されないのも不気味でよいです。どこかに運ばれていくもの、不可思議な儀式を受けるもの、みんな楽しそうです。

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季節。そろそろイースターの気配が漂いはじめる頃。グリーティングス業界の書き入れ時でもあります。タマゴとウサギを消費しつくしたあとは、ひよこさんの擬人化シリーズ。ヒヨコ探偵と悪党でハッピーイースターですから、ついていくのも大変。1910年代の絵葉書から。

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暦。3月18日は英国のエドワード殉教王(962-978)の命日。異母弟を擁立する継王妃の策略によって暗殺されたとされる悲運の少年王であります。渡された杯を飲もうとしたときに後ろから刺されたとされ、以来英国では「飲酒の誓い」pledging in drinking という独特の習わしが生まれたとかーー

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暦。#ミツバチの日 

魔術的宇宙観では金星の力が大気を通過してハニーとなり、花にたまります。それを採取して精製するミツバチは宇宙の情報の取材者と見なされ、勤勉の規範として尊重されるのがしきたり。引退した英国紳士の養蜂趣味は、ノブリス・オブリージにして情報活動の比喩なのであります。

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さらに4枚。アメリカの読本に収録されると往々にして途中でストーリーをぶったぎってハッピーエンドにしてしまい、ルーベンスの出番がなかったりします。ともあれドッグストーリーの傑作として版を重ねておるわけで、「日本でのみ有名」といった紹介は実態を反映していないといえましょう。

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季節。2023年、2月22日から4月6日まで続く四旬節(レント)の期間は肉食が禁じられ、かわりに魚料理が推奨されるのであります。英国にあってとりわけ王侯貴族に人気があったのがヤツメウナギ(食感が肉に似ているとか)。乱獲された恨みなのか、巨大モンスター化して人を襲う伝説もありますーー

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続・パンケーキ。準備も調理も簡単なパンケーキは、それゆえにぎりぎりまで食べていられるイメージがあります。パンケーキを焼きながら教会に走るレースあり、通勤前にあと二枚欲しがるビジネスマンあり。日本で発生した食パン女子の遠祖なのかもしれません。図は1927年のパンケーキの素の広告。

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暦。明日の2月21日は2023年の「パンケーキの火曜日」。四旬節入りの「灰の水曜日」を前に牛乳と卵と小麦粉を使い切る日であります。四旬節中は粗食が基本でありますから、そのまえにドカ食いをという普遍的発想なのでしょう。各地にさまざまなならわしが伝わっています。絵は恒例のベンソン。

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雑。修道院の花暦によりますと2月4日の花はゴルディロックス。昔は春先の黄色い花の総称だったようで、キンポウゲが近いそうです。現代ではゴルディロックスといえば三匹の熊さんの家を荒らした金髪少女を指すのが普通。このお話の教訓は「中庸の美徳と破綻」なんだそうで、逃げ足も大事とのこと。

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