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ナーサリーマジック。大好物や楽しい時間を列挙するのはエンパワ系エンチャントメントの基本であります。プラムプディング、グース、ケイポン etc。ひまなときに作成しておいて、少し練習しておくのが要訣かと。
雑。どうも英国ではクリスマスは暴飲暴食の日という感じで、古くは猪の兜焼きといった野趣あふれるディナーも登場。ちなみに福岡では一時期、クリスマスはZ級映画鑑賞の日でした。24日深夜に予定のない人向けにTVで「シベリア超特急」などを放送していました。傷口に塩を塗るのであります。
暦。さて12月、ということでクリスマスの話題も多くなります。図は1907年頃の意味不明のクリスマスカード。「願いは短いほうがより伝わる」とありますが、子供を釣っているのか餌にしているのか。ウィッシュとフィッシュの洒落なのか。しばし考えるのが楽しいのでありましょう。判じ物ということで。
暦。11月24日は2022年のサンクスギビング。この日のご馳走の七面鳥から採れるウィッシュボーンで願い事のおまじないをするのは伝統儀式。図は南北戦争中の陸軍でのサンクスギビング・ウィッシュボーン。いいおっさんたちが子供のように。
暦。11月の第4木曜日は米国のサンクスギビングデー。この祝日の伝統料理「七面鳥の丸焼き」から採れる願い骨 wishbone は願望成就力が高いとされています。例のおまじないの実行者はできるだけ具体的に欲しいものを口にするのが賢明とのこと。サンタクロースに聞こえるように、と。
さらに天井ワニ。サミュエル・バトラーの風刺詩『ヒューディブラス』につけられたホガースの挿絵(1726)。いかさま魔術師にして占星術師シドロフェルの部屋。客を圧倒すべく集められた物品の多種多様ぶりが面白いのです。怪しげな巻物、瓶詰の胎児などなど。もちろん一番の大物はワニであります。
20世紀に入ると「とにかくワニをぶらさげときゃいいんだ」と微妙な位置にくる例も。こうして絵画的約束としての賞味期限も切れていったと思われます。
季節。ハロウィンの鏡占い。真夜中に手鏡を覗くと将来の伴侶が見える説、ろうそくをしっかり持って姿見を覗くと背後の闇に妖魔の類が出現して未来を告げる説など、いろいろあります。これをテーマとする絵葉書類も無数にあって退屈しません。例をいろいろと。
雑。ハロウィンで行われるおまじないや占いの類は「テスト」と称されます。その場で結果が出るからです。実行者の願望成就をめぐって悲喜こもごも。
図は定番のテスト。男の名前を刻んだ栗の実を火の前に置き、「私が好きならはじけてとんで。嫌いだったらそのまま死んで」と唱えるのであります。
雑資料。1870年の欧州風刺地図。アイルランドというペットに手を焼く性悪マダムとしての英国とか、惰眠をむさぼるスペインとか、いろいろと興味深い描写が多いのです。