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【松本竣介デッサン50】展示室より
竣介は、子どもを描くことは、自身の絵の甘さを正すためとも述べました。
戦時下、父と子がともに過ごす時間は限られたものでした。竣介は、幼児期の次男・ 莞との時間をその画面に凝縮させるかのように、数多くの少年像をのこしています。
〖特集展示より〗
1948年夏、丸木夫妻は《原爆の図》を描くことを決意し、1950年には《原爆の図 第1部 幽霊》を完成させました。同年8月には、《第2部 火》、《第3部 水》 も加わり、初期三部作として発表。1950年末頃アメリカでの展示の打診を受けての再制作版ともに各地をめぐりました。
大川美術館コレクションより
フランスの画家アンドレ・スゴンザック(1884-1974)はキュビスムの影響を受けつつも、1920年ころには暗い色彩と重厚な表現による独自の写実的作風となります。人物と犬を三角形に配し、渋みのある色彩と大胆で簡潔な筆触で描き出した本作。展示室1にてご覧ください。
展示室1では当館の西洋美術コレクションから1930-80年代の作品をご紹介しています。
マリー・ローランサンは亡命生活から1921年に再び愛するパリに戻ります。1930年代の本作は肖像画家として活躍した彼女の円熟期の一点。
オノサト・トシノブ展と併せて当館コレクションをお楽しみください。
企画展「茂田井武」展から画帳『ton paris』作品紹介
「DIMANCHE(日曜日)」
パリの日曜日。男の子の手を引くお父さんの顔はなんとルナ・パークになっています。彼にとってお父さん=遊園地…下にはちゃんとお父さんの顔が。
茂田井の遊び心をぜひ展示室でご覧ください。
今年1月当館で開催した「桐生のアーティスト2020」展に参加頂いた金原寿浩さんが制作を行われている共同アトリエ「工房金田〇岡平」が11月7日に一般公開されます。織物工場だったノコギリ屋根の建物をアトリエ として活用されています。通常は公開されていないので、この機会をお見逃しなく。
展示室5では、まず石原彰二の作品があたたかな日差しそのままに、ゆったりとした安らぎのひとときを感じさせてくれます。
石原彰二(いしはらしょうじ)1950年、桐生市に生まれる。1974年、スペインに移住。現在はマドリッド郊外に住み制作を続けている。5月30日からは桐生市有鄰館にて個展を開催。
台伸八《麦踏み》1980年
足利市に生まれ、終戦後は桐生に住み、働きながら絵を描きました。自由美術協会賞受賞、文化庁第十九回現代美術選抜。早春の寒い時期に麦の芽を足で踏む農作業の工程「麦踏み」の様子を、素早いタッチで捉えています。国内外を旅行しては多くのスケッチを描きました。