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『なんっっでアンタまでいんのよ陰険男おおお!!せっっかく転生も間近でもう二度とそのツラ拝まなくて済むと思ったのにぎいいい!!!』
『それはこっちの台詞だ根暗女ああぁ!!!!』
寂し気に母の手を一度握ったあと、少年は一度佇まいを直した。
手に握るは、使い込まれた刃がぬらりと光る包丁。
前へかがむ勢いを持って、それは自らの腹に突き刺された。そのまま、迷いなく横へ一線。
「……学校、は?」
「………」
「ごはん、たべた…?だめよ…ちゃんと…」
弱弱しい母の声。
また泣いてしまいそうだった。
じわりと瞳に膜が張ったが、唇を噛み締めて堪える。