灯美論破【続編:化け猫論破】さんのプロフィール画像

灯美論破【続編:化け猫論破】さんのイラストまとめ


某ゲームを原作とする二次創作、非公式企画。つい論「灯美論破(ともしびろんぱ)」公式アカウント。原作、また実在する人物、団体等には一切関係ありません。概要等はいいね欄へ/主催@ine_tlrom @Ao74_
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手術室。

子狐が、寝覚めぬ主の腕へ寄り添っていた。
捜査に訪れた客達は、その姿を目にすることになるだろう。

いつまでも離れず、時折また深く擦り寄っては鼻を鳴らした。

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▽少し遅れて、いつの間にか端末と冊子の情報が更新されていた。

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その眼球が黒く染まり零れ散る。

暗い眼窩から、ぽかりと開けた口腔から、黒い煙が立ちのぼった。

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―――そうしてこの探偵の隣が、アタシの居場所となったのだ。

眼前で向き合った少女はふわりと笑うと、その姿を闇に溶かして消えてしまった。

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ーー涙で滲んだ視界では、上手く笑えたか分からなかった。

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かつて彼はこの舞台の上に、誰かを魅せる夢を描いたのだろう。
演出家と呼ばれた少年が、そこで台本をぱらりと捲っていた。

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青年は優し気に犬の背を撫で、犬は嬉しそうにその身を寄せている。
まるで別れなどなかったかのように、寒さなど感じさせない暖かな影をそこに映していた。

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少女は何が楽しいのか、くるくるとその場でまわる。
歳の頃はちょうど、17か8だろうか。

表情を遮るものは何もないはずが、どうしてか誰も彼女がどんな顔をしているか認識できない。

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▽ユリヤ・ネイリッカ・形繰様が腰越雪尾様の裁判スキルを代理発動します。射止愛万叶様の自白が言霊化されました。皆様各自お控えください。

▽追加言霊
【射止愛万叶の証言】
共犯がいる。此処勿夜徒の死を一緒に目撃した。

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