R1探偵事務所❗️藤田さんのイラストまとめ

張り込みといえばアンパンに牛乳
実際はコンビニ弁当やおにぎり、サンドイッチなど
32年張り込みをしている私からすれば、調査車両内でそのようなものを食べるのは、もううんざりだ
だから調査前や後に、飲食店で食べるのさ
また、若い時は腹いっぱいになればいいと思っていたが、年取るとそれでは悲い

久しぶりにご依頼者が浮気調査に同行
面談時には自宅や勤務先など詳しく状況をお聞きするが、ご依頼者に同行してもらうと聴取できなかったことが色々と出てくる
その面ではご依頼者が同行することは利点
この日は尾行はなかったが、いざ尾行となると安全運転を異常なくらい意識するので、そこが欠点か

対象者の性格と警戒種類によって、浮気調査方法が変わる
性格とは「周りをよく見て注意深い」「周りを見るが実際は見てない」「周りをよく見ているようで女性を見ている」「全く見ない」
警戒種類は「探偵依頼を知っている」「夫や妻を警戒」「知り合いを警戒」「探偵は頭にあるが半信半疑」「無警戒」

私はおっちょこちょいだ
駐車してある車にグミと戻る時、似た車があるとそれに乗ろうとしてしまうことがよくある
グミは、それを知っていても教えてくれない
私が間違えてアタフタしているのを見て楽しんでいるのだ
その時のグミの笑い声といったら、そりゃ楽しそうだ
私はこれでよく探偵をやれてるな

浮気調査などはご依頼者が見ることが出来ないため、探偵がミスをしても簡単に嘘が付けてしまう
だから、探偵は根が真面目な人間でないとダメだ
その反面、あまりにも真面目すぎると、見落としや見失いが怖いので近づき過ぎてバレる
このバランスが難しい
程良いバランスを保った探偵や探偵社は少ない

田舎者の私は憧れの東京で探偵がやりたかった
そこで22歳頃、埼玉から東京の大手探偵社へ転職
当時、探偵社も少ない中、大手探偵社は片手で収まる少なさだったので、このような転職は珍しい
当時、明大前でワンルームを借りて探偵生活
以前と比べて天国のような勤務形態
仕事後皆で下北沢で飲んだな〜

高梨沙羅選手のスーツ問題や、平野歩夢選手の2回目採点問題
もしも悪いことが起こっているとしたら、みんなが見てる前でよくそんなことができるもんだ
浮気調査の場合はご依頼者は見ることが出来ないので、平気で嘘をつく探偵社は多い
だから弊社はご依頼者が浮気調査に同行できるサービスを行なってる

埼玉県内の大手探偵社で行動調査に従事
仕事は楽しかったが非常に過酷だった
深夜に終わった次の日、少ない休日
次の日の予定を聞くと早朝開始
調査を終え、自宅まで車で30分なのに帰らずに仮眠室で寝て、次の調査へ向かうこともザラ
当時、仮眠室の主と呼ばれていたのは私です
じじいの昔話でした

午前中の調査を終え地元でランチ
グミが行ったことが無い「ともんや食堂」さん（埼玉県上尾市中妻3-12-13）に入店
グミは『鮭の塩こうじ漬』で、私は『豚の味噌漬焼』を注文
店員さんに「ご飯大盛りにできます」と言われた瞬間、グミの鋭い視線が突き刺さる
私は、か細い声で「ご飯少なめで…」

私が20歳の頃、やりたい仕事がある訳でも無く、無気力に求人情報誌を見ていた
その中に「探偵募集」という文字を発見
埼玉県内の大手探偵社の求人広告だった
面接を受け無事に入社
最初は先輩の車に乗車し見学
無線を使って車2台で尾行
この面白さにハマった
また、先輩や同僚は同じ年代で楽しかったな