龍國竣/リュウゴクさんのイラストまとめ

ウィテカー・ライト（Whitaker Wright）（1846～1904）による「ウィットリー・パーク」。イギリスの実業家。湖の中に球形の部屋を地下施設として整備しました。大邸宅は火事で焼けたものの、公園と水中のドームは現在も存続しています。彼は、詐欺師であり、有罪判決を受けた後に自殺しました。

ロブ・ゴンサルヴェス（Rob Gonsalves）（1959～2017）による作品。カナダの画家。ダリやエッシャーの作品から影響を受けて、シュルレアリスム、もしくはマジックリアリズムの手法で絵画を手がけました。錯視を巧妙に取り入れて幻想的な作品に仕上げています。2017年に自殺しました。

「ラバーズ・アイ（Lover's eyes)」。ジョージ王朝時代のイギリスには、愛する人の最も親密な部分である目の肖像画を持ち歩く習慣がありました。ジョージ4世がマリア・フィッツハーバートに贈ったものがきっかけと言われています。背面に毛髪を入れ、襟の裏などに秘かに恋人の目を付けて愛を誓います。

ステファニー・ハンズ（Stéphanie Hans）による作品。ドイツのイラストレーター。マーベル・コミックやDCコミックスのために作品を手がけています。アール・ヌーヴォーの絵画を好み、現代のデジタル技術を駆使して作品を制作しています。挿絵や装画を主に担当しています。

「看守の鍵型銃（Jailers' key gun）」。囚人たちの牢の扉を開くための鍵に銃器を装備しておくことで、囚人が暴れたり襲いかかってきたりした場合に応戦できるよう鍵型の銃が開発されました。原始的な仕組みで発砲できるようになっています。危機的状況に陥った時のための護身用の武器です。

ヤコブ・ゴールドバーグ（Yaacov Goldberg）による「Leatherdos」。イスラエルのデザイナー。カッターやドライバー、ヘアクリップ、武器としても使える万能クリップを開発しました。髪や服などに身に着けておくことで、どこでも機能的に使用できます。エルサレムを拠点に活動しています。

ジェイミー・エイビス（Jamie Avis）による作品。イギリスのデザイナー。シルクの生地に、10本のペンを使って、骸骨をあしらったコートを手がけました。老若男女問わず、人物たちのイラストを描き続けています。カラーで、または白黒で、リアルな人物たちを描写しています。

ブライアン・ケシンガー（Brian Kesinger）による作品。アメリカのイラストレーター。ウォルト・ディズニー社で働いており、「トレジャー・プラネット」の制作に関わったことから、スチームパンクを好み、描くようになりました。ユニークで親しみやすいドラゴンたちを描き出しました。

クリスチャン・シュロエ（Christian Schloe）による作品。オーストリアのアーティスト。デジタル技術でアイディアを具体化し、奇妙な夢の世界を表現しています。シュルレアリスムの画家たちから影響を受け、鳥や蝶、花などのイメージを散りばめながら、物語を紡ぐように想像の世界をあらわしています。

ジェイダ・フィッチ（Jada Fitch）による作品。アメリカのイラストレーター。バードウォッチングを趣味にしており、鳥のイラストを手がけていたことから、野鳥たちのために小さな家をつくりました。インテリアにいたるまで細かく飾られており、幻想的な世界を覗き見ることができます。