龍國竣/リュウゴクさんのイラストまとめ

マリエ・セシル・タイス（Marie Cecile Thijs）（1964～）による作品。オランダの写真家。ヨーロッパにおける王侯貴族や富裕層の間で流行した襞襟を身に着けた猫の写真を撮影しました。オランダの巨匠たちの作品を現代的に再解釈したユーモアのある超現実的な作品を手がけています。

アンドレス・アマドール（Andres Amador）による作品。アメリカのアーティスト。サンフランシスコで生まれ、環境科学を大学で学び、エクアドルで平和部隊のボランティア活動に参加した後、アメリカに戻り、砂浜に巨大な絵を描き続けています。やがて海が満ちるまでの短い時間だけ作品を鑑賞できます。

「ヴィクトリア朝の剣型の香水瓶」。チェーンから吊り下げられた剣の形をした香水瓶です。香水瓶には、その時代の最新の技術や装飾が施され、美しさと華やかさで人々を魅了し、女性たちの憧れの対象になってきました。ヴィクトリア朝には、上品な、過剰とも思える装飾が流行しました。

ギダク・アル・ニザール（Ghidaq al-Nizar）による作品。インドネシアのアーティスト。指先にコーヒーを塗って、指紋を押捺し、小さな絵画を描いています。カフェに行ってラテアートを見ているうちにこうした作品を思いつきました。小さい絵を、ファンタジーなどを題材に、繊細に描き出しています。

アンヤ・ミレン（Anja Millen）（1966～）による作品。ドイツ出身、アイルランド在住のアーティスト。デジタル技術によって、奇妙で美しい人間の姿を表現しています。山の中で暮らしており、空想の中にある狂気を、超現実的な作品として完成させています。女性の身体を写真や絵画で捉えています。

ヴィクトリア・シーマー（Victoria Siemer）による「幾何学的反射」。アメリカのグラフィックデザイナー。彼女自身の実存的危機を反映させて、フォトショップによって写真の一部を反転させた超現実的な作品を制作しています。デジタル技術を駆使して作品を手がけることで創造力を発揮させています。

アンドレイ・サルノフ（Andrey Surnov）による作品。ロシアのアーティスト。デジタル技術を駆使して、近未来的な景色を描き出しています。車が走っていく様子を好んで手がけています。裸婦を現代風に再解釈して描いた作品も制作しています。モスクワを拠点に活動しています。

ヴァレリアーノ・ファティカ（Valeriano Fatica）（1988～）による作品。イタリアのアーティスト。果物や野菜を使った彫刻を手がけています。子供の頃から絵を描くことが好きで漫画家を目指していましたが、兄弟の影響で彫刻を始めました。スイカを使ってアニメのキャラクターなどを作っています。

パウル・クチンスキ（Pawel Kuczynski）（1976～）による作品。ポーランドの画家。現代の社会、経済、政治を風刺した絵を描き続けています。グラフィックデザインを専攻し、インターネットやSNSなど、現代社会が抱える問題をユーモラスかつシニカルに描き出しています。絶妙なバランスで描いています。

コンラッド・ヨン・ゴードリー（Conrad Jon Godly）（1962～）による作品。スイスの画家。塗料を厚く塗ることで、アルプスの山々を大胆な筆致で巧みに表現しています。山の地形を厚さによって描き出しています。美術学校で絵画を習い、卒業した後は写真家として活動していました。