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カルロス・シュヴァーベによる「憂鬱と理想」(1907年頃)。ボードレール『悪の華』豪華本の挿絵。海の怪物と天使の闘いが物質と精神の対立を象徴しています。相反する存在が闘っているうちに抱擁へと変わり、天使が高みへと向かっています。
カルロス・シュヴァーベによる「波」(1907年頃)。当時の批評家たちは画家を「中世の絵師」あるいは「羊皮紙に挿絵を描いた修道僧」に譬えました。植物画や室内装飾を学んだ以外はアカデミックな教育を受けておらず、独学で絵を描きました。
エドガー・エンデ(1901〜1965)による「冬」(1938年)。ドイツの画家。シュルレアリスムの枠を超えた独自の作風を確立させています。ミヒャエル・エンデの父親で、妻のルイーゼ・エンデも絵を描くという芸術一家でした。
ユーリア・グコーヴァによる作品。以下が公式サイトになります。 http://t.co/px9xTgu5Tq
ユーリア・グコーヴァ(1961〜)による 『不思議の国のアリス』(1991年)より 。モスクワ出身のロシアの挿絵画家。卒業制作ではシェイクスピアの『真夏の夜の夢』(1985年)を手がけました。
チャールズ・ロビンソンによる「秘密の花園」。『不思議の国のアリス』や『イソップ童話集』のイラストを描いています。この二冊の絵本は邦訳され、日本国内でも販売されました。ほかにペローの『寓話集』や、『幸福な王子』の挿絵も手がけました。
山本麻友香(1964〜)による「Blue Pond」(2004年)。岡山県出身の画家。1998年から99年まで文化庁芸術家在外研修員としてイギリスに滞在しました。11/22よりギャラリー椿で個展が開かれます。
大島哲以による「魚の街のT」(1975年)。「クロアチアの花」(1973年)。1971年には文化庁により幻想絵画の研修のため欧州に派遣されました。1973年に日本橋三越で開かれた個展の副題は「日本幻想絵画の明星」でした。
作者不詳「法王と悪魔の二重頭部」(1600年頃)。「横顔のグロテスクな組合わせ」(1780年頃)。「ふたつの顔、30歳と60歳」(19世紀)。 逆から見ると異なる見え方のする作品です。鑑賞者に驚きと笑い、諧謔を与えてくれます。
フェデリコ・カステリョンによる「赤死病の仮面」(1937年)。1842年に発表されたエドガー・アラン・ポーの同名の短編小説に想を得て描かれた作品です。不意に現れた謎めいた人物によって死がもたらされる場面を描いています。