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『天空の城ラピュタ』は冒険活劇の最高峰。空を飛ぶことへの夢とあこがれ、少年少女がけなげに運命に立ち向かう、ひたむきで純粋なこころと成長への飛翔、そして壮大な文明観。宮崎ワールドの魅力のすべてがふんだんに盛り込まれた、傑作中の傑作。
『ほしのこえ』
8年後に届くメールを打つ。
地球外からの想い。
始まりもなく、終わりもない。
ただ大事に二人の少年、少女の絆の断片を切り取ったように感じられる。
時間のズレが拡がってゆくとき、人はどんな想いを抱くのだろうか。
美しい映像と音楽で綴る、「近未来の」超遠距離恋愛物語。
#天気の子
示唆しているのかもしれない。
圧倒的な映像の美しさ、雨の音や光の色彩、視覚聴覚をここぞとばかりに刺激され、予告で期待していた通りのグランドエスケープの鳥肌感、まだまだ若くて青臭い主人公とヒロインの無垢さや真っ直ぐな感情に心打たれる。
「メランコリア」というのは、劇中で地球に衝突する惑星の名前ですが、「憂鬱」という意味があるそうです。この映画を観ると、憂鬱となる人、逆に「破滅的な美しさ」を感じる人もいるでしょう。
ラストにあるのは限りない憂鬱なのか、救済なのか。
その精神世界を映像と音楽を融合させ、見せてくれる。