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『オダギリックス!』
作・画:小田桐圭介
藤子・F・不二雄のSF(すこしふしぎ)に近いジャンルの短編集。本棚で圧倒的存在感を放つ450ページ。
これもなんだか癖になる作品集。「星々は健在なりや」が好きですな。
『シグルイ』
原作:南條範夫
作・画:山口貴由
駿河城での御前試合で名を呼ばれたのは、隻腕の男と盲目跛足の男だった。果たしてこのような剣士が戦えるのか?二人にはどのような因縁があるのか…!?
原作の短編小説を思いっきり膨らました、登場人物漏れなく酷い(グロい)目に逢う惨酷無惨時代劇。
『リアル』
作・画:井上雄彦
バイク事故で同乗者を半身不随にしてしまった男、病気で片足を切断した元単距離選手、事故で半身不随になった男、3人を中心に物語は進行。それぞれが車椅子バスケを通して成長していく。
スラムダンクの映画もできたし、お願いだからきちんと完結させてほしい。
『虫籠奇譚』
作・画:西塚em
標本を壊してしまった償いとして、半ば無理やり廃部寸前の生物部に入部させられてしまったヒロインと、虫を偏愛する部長との耽美系ギャグ漫画。
パラフィリアに関する割とシリアスな内容もあり。虫が苦手な人でも、ヒロインと同じ立場でストーリを追うのも一興かも。
『たそがれにまにあえば』
作・画:赤井さしみ
可愛い女の子と謎の生物が織りなす、何とも言えないゆるい雰囲気のショートストーリー集。
妙な味わい深さが癖になる。装丁が豪華なので物理書籍がおすすめです。
『CYBORGじいちゃんG』
作・画:土方茂(小畑健)
元科学者のじいさんが、自らの肉体を農作業用サイボーグとして改造、サイボーグじいちゃんGとして生まれ変わった。
基本的にはギャグマンガだが、終盤はシリアス展開。デビュー作の時点で絵が既に目茶苦茶上手い。
『蟲師』
作・画:漆原友紀
「蟲」と呼ばれる、生命の根源であったり超常現象の原因となるような存在を知覚することのできる「蟲師」が蟲を原因とする出来事に向かい合い、折り合いをつけていく。
とにかく雰囲気が良い。アニメもとても出来が良かった。実写…?はて、そんなのあったっけ。
『ダンジョン飯』
作・画:九井諒子
個人的ベストオブ漫画。
最深部で竜に食われた妹を助けるため、モンスターを食べながら踏破を目指す。
ファンタジーだが設定の作り込みが素晴らしく、ご都合主義を感じさせない。動く鎧は、食える。
方向性としてはデフォルメとか擬人化じゃなくこういうのが描きたいんだけど、いい組み合わせを考えるのに時間が取られるからしばらくは生物単体を描く練習かな。
静物はそれなりに描けるし。