//=time() ?>
仮「……っ…?」 どうしてか、仮くんもまた。銃弾に貫かれていた。
彰人「僕を助けてくれて、…守ってくれてありがとう、望亜」
望亜さんが俺の頭を撫でて、西園寺さんが切符を手渡す。今になって、俺に優しく接してくれる人に出会うなんてな。
らく「……っ、なんで、…っそんなこと言ってもらう権利………俺には、………」
流翔「……っ、…」 手に力が込められて、その衝撃でぽたぽたと黒い雨が顔に降り注ぐ。
あぁ、何も覚えていないはずなのに。兄としての義務感が、身体を動かしたんだろう。
信「もしこれで、もし終われるなら、…、…全部…綺麗に無くなるのかな」
郁「暗いな…」 通路をスマホのライトで照らしながら、一歩、一歩。足を踏み外さないように降りていく。
らく「はるくん、仮見てない?昨日から帰ってないみたいなんだ」 玻瑠「たとくん……?…んー…心当たりがあるから、後で見に行ってみるよ」