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見果てぬ夢@読書垢さんのイラストまとめ


松本清張のルーツを訪ねて、菊池寛、森鷗外から古の古典へと。寄り道しながらの読書垢です。YouTube始めました。
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第三巻


戯曲です。
蓬萊山(とこよのくに)から帰った浦島が、今まさに蝦夷を討ちに行かんとする七世の孫に逢う、という話。
面白い、それ以上にそのセリフが詩を読む様な美しさです。

またあふことの あらんまで
このはこをゆめ あけたまふな

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『九州征伐』

秀吉軍の軍目付千石秀久、尾藤左衛門佐知定の事を、清張先生は
「秀吉の足もとにも及ばない」また
「ボンクラ軍監」「グズ」と滅多斬り。
それに対して薩摩隼人、島津兄弟の精悍な武人振りが際立ちます。
後の「鬼島津」義弘、好きです。

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『光悦』
京都は鷹ヶ峯、光悦村の鋳金職人が、師である光悦への不満を一人称の独白によって語る事で、マルチな天才、本阿弥光悦が浮かび上がってくる構成になってます。

もう一人の天才、俵屋宗達に同情を寄せつつ、光悦への文句が次々と出てきて面白い。

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望断鵠山城外雲。詞人何事涙紛々。

『うたかたの記』中の国王二世の事を詠んだ鷗外の独逸日記からの一首。

その一語「望断」について筑摩版全集の誤読の記事から一語の意義を探る。
曰く、

すでに故人となった鷗外と語らうには、その作品の「よみ」に徹すべきである

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『ヤマタイ国』

清張先生以外は皆有名大学を出た学者ばかりのシンポジウムの中にあって清張先生の知識、推理は一歩も退かない。

どうかすると揚げ足を取ろうとする様な雰囲気の中で持論北九州説を展開する。
名作『断碑』そのもの。

ホントに凄い人です。

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【1-36章】
新約聖書は「神は愛なり」と言う。
でもレビ記、民数記では牛が何頭、羊が何頭と、うるさい神の注文をず〜〜っと聴かされます。

レビ記に続いて大きな挫折地点。

頭の中が
「こんなうるさいうえに、すぐ殺しに来る神とはなんぞや」
で一杯になります。

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読了です。
『疑惑』と同じく妻に対する男の嫉妬の物語。佐渡金山を舞台に最初から最後まで数々の不幸で溢れています。

嫉妬の故に自分の知らない所で人生を狂わされていく。その嫉妬の原因となった事さえも実は、

ーその苦役の状は恰も生き乍ら、地獄に陥りたるが如しー

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土曜出勤の帰り、今日は日前神宮・國懸神宮(ひのくまじんぐう・くにかかすじんぐう)に行ってきました。
地元和歌山市では三社参りの一つで「にちぜんぐう」の愛称で親しまれてます。

岩戸隠れした天照大神を引っ張り出す為の八咫鏡に先立って鋳造された日像鏡・日矛鏡が御神体。森林が気持ちいい。

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シャーーー!(ふるえるぞハート!言うてます)


当時、昭和62年20号のジャンプはキャプテン翼、北斗の拳、ドラゴンボール、聖闘士星矢、シティーハンター、ハイスクール!奇面組、魁男塾、きまぐれオレンジロード、キン肉マン、と壮々たる連載群!
毎週立ち読みしてたなぁ。

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【11章ー20章】
ここで一番の謎は神がアブラハムにイサクを捧げよと言う箇所。そんな事を言う神も謎だけど何故アブラハムは従おうとする事が出来たのか?
基督教は『分かったから信じる』のでなく『信じたら分かる』という。
とすれば、その対象はとても個人的だ。そう思うと気が楽。

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