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質問の回答に私を入れないで貰いたかった。折角の質問が意味を成さなかった。
まぁ、確かに真那はまだ独身であるからそう答えざる負えないというのも分かる。
「正直、私にも分からねーです。それが普通だと思いますよ?」
何も分からないのが普通か…。
「澪さんと兄様の子供!?それは!おめでたいでやがります!性別は?男の子?それとも女の子?」
「分からない。それにこの子にどう接すれば良いのかも分からない。真那ならどうする?」
「私はーそーですねー。とりあえず、澪さんを頼ります!それと彼氏を作ります!」
◇
~澪の日記~
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私は彼とは違う存在であった、人の子でも無く、この地上のどの生物にも分類しない私。
人ではない私を彼は受け入れてくれた。そして、名前をくれた。
崇宮澪それが私の名前だ。
今は、そんな彼と結婚して日々充実した生活を送っている。
「ちょっ士道!俺を置いて…」
「おい」
士道を追いかけようとした時、天香にがっしりと肩を掴まれた。
「何か言うことは?」
「ごめんなさい女王様…」
次の瞬間、頭をバックでぶん殴られた。
この家で一番怖いのは天香であると再度思い知った瞬間であった。
「頼む、天香…かかと落としの目覚ましはやめてくれ、父さんいつかほんとに死んじゃうから…」
「知らん」
この無慈悲に暴力を振るうのは現在高校二年の長女、崇宮天香である。
「起きるから先に下に行ってろ」
天香はそのまま何も言わず俺の部屋を出て行った。
そして今、俺は最悪の起こされ方(暴力)を自分の娘にされようとしている。
「おい。起きろ」
「後…五分…」
「覚めない夢を見せてやろう」
娘は右足を自分の頭の高さまで振り上げ、そのまま真士の腹に落とした。
「ぶふぉ!?」
「どうした?豚にでもなったか?」