4度目の邪眼使いさんのプロフィール画像

4度目の邪眼使いさんのイラストまとめ


西洋絵画・日本絵画の紹介。カタログレゾネハンター、海外の展覧会ハンター、アート界の未知の強豪ハンター。

フォロー数:1375 フォロワー数:310

ことが多かった。しかし、良港を擁し人的交流の中心地であったナポリは、欧州各地から来訪したカラバッジョ以外の画家の影響を受けており、特にスペイン出身のホセ・デ・リベイラの影響が大きかった。本展では、カラバッジョのキリストの鞭打ちに始まり、厳格なカラバッジョ派に属したカラッチョーロや

0 1

画家の作品に反映されているかが理解できる展示でした。カールラガーフィールドが後年画家の色使いをイメージしデザインしたドレスが素晴らしい。閉業したローランサン美術館の作品が中心ですが、パリから来日した代表作シャネルの肖像画や出世作グールゴー男爵夫人の肖像2点に会えるのも見所かと。

1 8

ロンドンのダリッジ・ピクチャー・ギャラリーで英国内では初となるバルト三国の一角リトアニアの最重要画家ミカロユス・チュルリョーニスの回顧展“M.C Čiurlionis Between Worlds“. 画家は鬱に悩まされ35歳の短い生涯を終えるまでに約400

0 5

好きな人はドツボにハマる画家だと思います。印象派のジャンルの人ではないと思いますが、闇の中の光の表現には病的なまでのこだわりが感じられると思います。故郷オステンドの海岸に代表作Vertigoの螺旋台(以下)のオブジェがあると思うのですが、いつか登ってスピリアールトごっこしたいです。

0 1

海景画以外の自画像、静物画、晩年の樹木を主題とする作品も出展している。しかし、画風・主題が変化しても、シンプルな構図の中に、誇張された空間・形状・色彩といったどこか狂気を感じさせる歪さが変わらずに存在することを実感する。5/29まで。

0 6

インクを用いた寂寥感・孤独感を強烈に感じさせるモノクロの海景画を残した(日本のファンはこの時代の画家の病んだ感じの作品が好きな印象)が、1920年代以降は色彩豊かで叙情的な海景画に移行した。さらに1930年代以降は初期の主題である樹木に移行する。本展は、画家の画業全般をカバーしており、

0 7

スイスのローザンヌのエルミタージュ財団で、ベルギーの画家レオン・スピリアールトの回顧展”Leon Spilliaert. With the North Sea..”。欧州では3年前の英仏の回顧展以来の画家の大型の回顧展。画家は北海に面したオステンドの裕福な家庭出身でほぼ独学で絵画を学んだ。1910年代中盤まではインディアン

0 12

同財団の設立者ルイジ・マニャーニは音楽・芸術の評論家でモランディの最有力のパトロンかつ友人だった。本展では、同財団が所蔵する画家の画業を代表する静物画に加え、画家の自画像や音楽に造詣の深いパトロンに捧げる画家にしてはレアな楽器の静物画といった画家と直接の親交のあったコレクター

0 1

米ウィスコンシン州のミルウォーキー美術館で米国最初の絵画の近代化に向けた運動ともいえるアシュカンスクールの画家を紹介する展覧会“The Ashcan School and The Eight:Creating National Art”。アシュカンスクールの画家はアカデミズム絵画に背を向け、20世紀初頭の急速に変化する米国の都市生活を

0 4

セザンヌ作品の中核なのでは?と気付きを与えてくれる。セザンヌが古典的な人体描写を学ぶために画業後期も美術館に通っており、特に17世紀フランスの彫刻家ピエール・ピュジェの作品研究に余念がなかったとのエピソードは興味深い。3/12まで。

3 7