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魔術師たちが躍起になって手に入れようとする触媒、それは一枚の写真 カルデアとサーヴァントたちが写った、藤丸立香の思い出の写真 それを触媒にすれば写っているサーヴァントは誰でも召喚できると言う しかし、召喚後サーヴァントはマスターを必ず殺すそうだ 『あの思い出を踏み躙るな』
世界を救った藤丸立香 しかし いわれのないSNS上の誹謗中傷の嵐 食事も喉を通らず 「まったく仕方ないですなぁ」 道満が嗤う 「まさか呪うつもり…!」 「いえ、弁護士殿に相談し投稿の削除や開示請求、損害賠償を求めましょうぞ!」 「や、やけに現実的でしっかりしてる…」 「拙僧多才なれば!」
メルトリリスピックアップおめでとうございます 『バラバラになっても踊り続けるわ あなたのためなら』
#エイプリルフール モルカー×FGO ホラー映画、4月1日上映 迷い込んだ小屋には少女と、モルカーがいた
アルトリアキャスターピックアップを祝おうと思ったら不穏な絵しかなかった 『春の記憶』
頼光の髪をナーサリーとジャックが結っている 「長いから結びがいがあるわ!」 「おはなをかざろうよ!おひめさまみたいになるよ!」 「あらあらまあまあ」 楽しそうだ 「頼光が遊んでくれてるんだねー」 マスターがいうと酒呑童子が一言 「何言うてはるの、あれはね 牛女が遊んでもろうてるんや」
世界を救った藤丸立香 報われず非業の死 その後、一冊の本が 『藤丸立香物語』 悲劇のヒロイン藤丸立香のドキュメンタリー 「泣けます😭」 「悲しいけど美しい」 ある時聖杯戦争でその本が触媒に 召喚されたサーヴァントは 本も魔術師も街ごと飲み込んだ 奈落の虫オベロン 『藤丸立香を消費するな』
藤丸立香の体は限界だった 瞬く間に痩せ細り 「沢山のサーヴァントがこの体とカルデアで縁を結んでくれた 死んだ後、悪用されるかもしれない…だから」 「うちをよんだんよね?ええよ」 酒呑童子は藤丸の顔を覗く その息が止まるのを見届けてから 骨の一片、血の一滴残さず食い尽くした 『鬼の葬式』
「ねぇオベロン、この列車はどこへ向かうのですか?」 「どこにも。ここが終わりだ コイツは目覚めないし、どこへも行かない」 「…いいえ、彼は少し休んでいるだけ。 何度疲れ果てても、挫けそうになっても、諦めず進むんです 私がそうだったように、 そうでしょう?オベロン」 「ハァー……」
聖杯戦争 その魔術師はアルターエゴを召喚したく 「これ以上の触媒はない」 陣が光りサーヴァントが 「おや!拙僧を召喚するとは!どうやって…」 召喚された道満が見たのは 藤丸立香の 小さな骨壷 途端道満は魔術師を裂き殺した 「小さくなりましたな、マイマスター」 『この方の眠りを妨げるな』