あららっく_2025_夏はまだ暑いさんのイラストまとめ

⑩英雄として凱旋したレイネ、村人たちはその無事と成し遂げた偉業を大いに祝った。一方のレイネは、最初この５年間のギャップに戸惑っているようだったが、生まれてからずっと過ごした村人たちの変わらない暖かさに次第にその緊張もほぐれていったようだった。

⑨５年間、待ち続けてやっと帰ってきた彼女は………
何故か「彼の知らない男」を連れて帰京したのである(; ･`д･´)

⑧まるで、物語の登場人物。金の稲穂を背に輝かんばかりの二人の姿にリィックは素っ頓狂な声をあげてしまった。

それはあまりにも完璧な一枚の絵のようだった。

⑦金髪に翡翠のような目、物語の中に出てくる騎士や王子のような雰囲気をまとったイケメン…
彼はクリスと名乗り、「勇者パーティで彼女の仲間でした、どうぞよろしく!!」とさわやかに自己紹介した。

⑥再会を喜び、抱きつかんばかりに彼女に駆け寄るリィック。しかし、そこでふと足を止める。
レイネが下りてきた豪奢な馬車、その中から彼女に続くような形でもう一人の人物が現れたからだ。

⑤それから約5年の歳月が流れ……半ば彼女のことを諦めていたリィックの村に「魔王が討伐された」知らせが届く。三か月後、英雄として村に凱旋したレイネは以前から更に磨かれた美貌と聖女としての気品、溢れんばかりの母性をもった麗しい女性に成長していた。

④それからすぐに、王都から見たこともないような豪華な馬車がやってきて、レイネは連れて行かれることになった。

辺境の村人ですら分かるほどに「聖女の役目」は昔から決まってる。

『勇者と共に魔王を倒す旅に出ること』

命がけの旅に出かけるレイネとリィックは再会することを約束し別れた…

③そんな彼らが16歳になる年……
選定の儀で高らかな宣言がなされた。

司祭「レイネ・二―グレン!!職業は…『聖女』」
レイネ「……え？」

②そして、彼には幼馴染の少女がいた。
彼女の名前は「レイネ」…

小さい頃からずっと一緒にいた彼らは思春期に入ると自然に恋人のような関係になり、将来はこのまま普通に結婚して夫婦になって、この村で一生を終えるんだろうな～と漠然とした未来を想像していた。

大分、長くなってしまったのでとりあえず小分けにしてできた所から投稿します(*'▽')

というわけで、【聖女になった俺の幼馴染】開幕!!

①ここに村人のリィックという青年がいた