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というのも、盛生は「杏奈の事が好き」なのだ。
彼にとって、杏奈に話かけられるのはそれがどういった類に感情でも嬉しいに違いなかった。(むしろ、常にプラスに捕らえている節さえある。)
そんな友人の姿を見て、正人は少し前の事を思い出す。
当然、そんな盛生に対して、幼馴染の杏奈の態度も他の女子たちと同じように正人には見えた。
…いやむしろ、あからさまに嫌悪を示しているようにさえ見えた。
盛生はそんな事に気づいていないのか、声を掛けられて嬉しそうに杏奈に接している。
その「闖入者」の名前は猿坂盛生(さるざかもりお)
正人にとって高●で初めて出来た友達であり、TPOを弁えず常に飛び出す下ネタ発言とあふれる性欲に忠実な、そんな女子全般から煙たがられている存在。
通称「性欲魔人、性欲猿」
そんな二人の関係はこれからも変わらず続いていくものだと思われたが、しかし、そんな彼らの間にとある「闖入者」が現れることになる。
幼い頃にはそれこそ、「大きくなったら結婚しようね」とべたべたな約束を交わす程度には、The幼馴染であったが、正人にとって彼女はまるで「同じ年の姉や妹、あるいは家族」と言ったような関係であり、そこには恋愛感情など皆無なのであった。
蟹江正人(かにえまさと)には可愛くてスタイル抜群だが性格に少し難がある幼馴染がいた。一ノ瀬杏奈(いちのせあんな)、彼女とは家が隣同士で、これまで小、中、高とずっと同じクラスの…いわゆる腐れ縁であった。
(正人にとって彼女はまるでギャルゲのヒロインのような存在である)
というわけで、ぱっと思いついた妄想から生まれたキャラ「寿退社したい琴吹(コトブキ)ちゃん」になります。愛称は「コトブキちゃん」で覚えてってくださいね~(^▽^)
と、彼は思ってるが実際には普通に誘惑されているだけである。←あわよくばそのまま既成事実作ろうとしているだけ…そういう意味では「たくらん」でいるのかもしれない。
これは「先輩と結婚して寿退社したい」後輩と「こんな美人の後輩が俺なんかの事を誘ってるわけない→罠」と思ってる先輩の話