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【アニメてにをは。魔女の宅急便~その11】
【269】トンボを邪険にしたことを後悔しているキキ。
ジジはこのとき、もう普通のネコになっています。
物語の節目になるシーン。
この箇所の【意味的な・解釈】はさまざまにありますね。
【アニメてにをは。魔女の宅急便~その11】
【266】不良仲間に呼ばれて行ってしまうトンボを見ているキキ。
トンボに心を許したはずのキキの、また強情な面が、表情として端的に表現されていますね。眉の線の変化で見せてくれます。
【アニメのてにをは・魔女の宅急便】
【239】ふたりの背後を、カモメや飛行機が飛んでいますね。
どれも必要のない細部。でもこれがあるだけで空間としての解放感が違うし、この作品の【飛ぶ】というテーマを暗に示唆しつづけていますね。
【アニメのてにをは・魔女の宅急便】
【233】『バルコニー(的空間)』も、宮崎アニメではお馴染みの『特別な空間』ですね。『耳をすませば』と『紅の豚』からも引用しておきましょう。
【アニメのてにをは・魔女の宅急便】
【228】オソノさんから頼まれ仕事に出かけるのでジジを呼ぶキキ。ここでも1階と2階とで【高低差を使った・運動としての視線の交錯】が活用されていますね。
【性への越境】はひと足さきに、ジジが達成して、言葉を発さなくなるのかな?
【アニメのてにをは・魔女の宅急便】
【225】キキがホットケーキを焼いている間に、ジジは外でガールフレンドに恋に落ちます。
ぞわぞわっとするジジのからだ。
宮崎アニメは『性の匂い』を忌避しがちですが、動物の姿形を借りてセクシュアルな表現をしていますね。
【アニメのてにをは・魔女の宅急便】
【218】キキの傷心に鈍感で、寝床のなかでうずくまるキキにあれこれ問いかけるジジ。
こういうのを『狂言まわし』と言いますね。
観客の心の動きに寄り添いつつ、言わずもがなな野暮な言動を代わりにして、ドラマの造形・輪郭を引き立てます。
【アニメのてにをは・魔女の宅急便】
【217】濡れそぼった衣服を吊るして干す。濡れた感触を『普通色・影色・ハイライト(輝き)』の3色で表現していますね。
モノ干す行為は『トトロ』や『ハウル』でも見られた宮崎アニメ定番の家事の営みですね。
【アニメのてにをは・魔女の宅急便】
【216】作品としての物語的余白を生み出す、情景のインサート。
鉢植えの花の葉に、雨だれが落ち、葉が揺れる。本当にささやかなカットに、『葉と雨だれがぶつかり合う・運動としての作用と反作用』が表現されています。1カットすら無駄にしない贅沢なカット。