アニメてにをは@石曽根正勝さんのプロフィール画像

アニメてにをは@石曽根正勝さんのイラストまとめ


もののけ姫演出助手/となりの山田くん企画準備スタッフ/ジブリ刊行の雑誌『熱風』にて2021年、アニメ論考「アニメのてにをは事始め」を1年間連載の実績あり/宮崎駿さんからいただいたあだ名は、逸材くん/本名は石曽根正勝です/noteやっています(下記URL)/フォローして楽しんでください!
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【391】ハク竜からコハクガミへ。ウロコ状に変化(へんげ)します。すごい作画。リミテッドをやわらかく駆使して。

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【390】んん?月の位置とハク竜の照らされ具合に整合性がないですね。
月があの位置にあったら、こちら側からみた竜は全身・陰色になっているはず。
アニメならではの「審美性を優先した嘘」。

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【383】千尋を助けようと腕がつっこまれた瞬間、水の中へと視点が深く潜る。
そのとき泡や筋がまるで《アニメによる水の原初の表現》のようなプロセスを経て、竜の背に乗った千尋の顔のアップになります。
千尋はアニメの原初の姿を水として「視た」のでしょうか?

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【382】全セルの川の流れ。
しかし主役は川におぼれかけた千尋の片方の靴なのです。
見事な波の造形を見せながら、視点の焦点を靴に向けさせる配慮ある作画。
ここにどんな作画の芸当が隠されているのか。奥深いです。

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【380】「意味を・観る」のはわたしの本分じゃないです。
「表現を・視る」のでした。
実際、千尋を乗せたハク竜のくねりっぷりの優雅さ。
対比して悪いが、お腐れ様が清浄化して湯屋を退出するときのうねりとは大違い。

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【377】しかしこのカットのハク竜は丁寧に動きがつけてある。
髭のゆらめきも「中割り」が適正につけられた感があるし、全身のざわつきも繊細だ。

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【370】またも説明セリフのための切り返し。
構図も同じ、横イチの挿入も同じ。
この同工異曲なカット割りをどう解釈したらいいのか。

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【368】門にたどり着き、定位置の場所にぶらさがり、足は収納するランタン。動きは楽しいのだけれど、いま観客はそっちに注意がいかない。「これ、どうなっちゃうの?」という半ば当惑感の落としどころを探しているのではないでしょうか?

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【364】わたしの「てにをは」論点を繰り返せば、「左右から孤立してある一本道が・斜め奥から斜め手前へと伸びて・空間を立体的にする」のでした。

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【361】今度は湯婆婆とハクのセリフの応酬とカットの切り返し。
ここんとこ、わたしの解説が低調になっているのは、わたしの頭が疲れてきたからかも知れないですが、画面が単調になっている可能性は否定しきれないのですね。

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