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『海鳥東月の『でたらめ』な事情』
とても偉そうなことを言わせてもらうと、あんま小説を書き慣れてないんだろうなって印象を受けた。文章が上手くないところとか明らかに要らんキャラが中盤に登場するところとか。
設定はいいと思います。
『ボーパルバニー』二巻とも読んだ。
主人公達が強盗殺人犯っていうこれ以上無いピカレスク。
登場人物全員がそれぞれの拘りを持った上でドンパチやってるのがいい。高尚なものでは無いけど芯の通った拘り、っていう所にまたある種の魅力があるね。
にしても情報量多すぎて読むの疲れた。特に二巻。
『ユア・フォルマⅢ』
おもろい。AIが個人に深く介入してくることで管理社会の様相を〜みたいな話はPSYCHO-PASSっぽさあるな。
没人格的な社会的機能として人間社会に組み込まれてるAIがある中で、ハロルドが一つの人格を持つ存在者として振舞ってるっていう構造もまたいい。
十巻くらいまで続いてくれ
『ただ制服を着てるだけ2』
キャラクターそれぞれの人間的欠陥を通じて現代社会のリアルを描き出してた一巻と違って、今回は自己責任論の話に終始しすぎっていうか、社会派ラノベとしての性格がやや強すぎる感はある。
いやまあ面白いんだけどね。雰囲気とか文章好きだし
『灼熱の小早川さん』
集団心理とか他者の不透明性っていう人間存在にまつわる主題をロミオらしく俯瞰的に描き出してる。
クラスメイトが味方になるハッピーエンド的な結末も、立場を簡単に鞍替えする集団浅慮の作用が垣間見えて、どこか薄ら寒いものになってるってのも面白かった。
『今はまだ「幼馴染の妹」ですけど。4』
葛藤と決断とその結実...って感じでかなり素直な展開だったね。最終巻として氷点下男君が順当に報われるのは嬉しいんだけど、まあこの作品の魅力であった強烈で悪辣などんでん返しを求めてなかったって言ったら嘘になるよね。
何はともあれ祝・完結。名作。
『僕が答える君の謎解き2』
有象無象ラノベだと思って手つけるとミステリ方面に手が込みすぎてて腰抜かす。
二個目の事件、ただでさえ全貌が複雑で情報が錯綜しまくってんのに、明神の能力の証明みたいな下りまでやり出して脳神経焼き切れるかと思ったわ。
マジで本格ラブコメ×本格ミステリって感じ。
『育ちざかりの教え子がやけにエモい』全部読んだ。
恋愛への発展どころか本心の吐露すらままならない関係だけど、言明せずとも共有出来る真意はあるよね、みたいな話。直截に表せないからこその美しさをオシャレに描き切ってた。
文章も俺好みで気持ちよく一気読み出来ました。満足。
『千歳くんはラムネ瓶のなか 6』
このラノベの魅力は主人公+一人のヒロインって構図の中にあると思ってるから、グループがどうとか女同士の友情がどうとかって話で盛り上げようとしてきてる部分はあんまり感情が動かなかったな。
告白の真意と主人公の欠陥が明かされる所はかなり良かったと思う。