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『千歳くんはラムネ瓶のなか 3』
綺麗な物語だった。多分そういう印象を受けるのは、鼻に付かないギリギリのラインで掛け合いも叙述も展開もクサいからだと思う。本当に丁度いい塩梅で全てが気障ったらしくて詩的でご都合主義なんだよな。
かなり褒めてます、これ。
『キミの青春、私のキスはいらないの?』
ヒロインが全ての行為を無意味だと捉えながらもそれを楽しむ積極的虚無主義者である一方、主人公は全ての行為を有意味だと解釈する立場を取る選択をした。本質的に真逆の価値観を持つことで、寧ろ両者の距離が縮まるという皮肉めいた構造が面白かった。
王道を高いレベルで突き詰めたモノを新海誠が敷衍したことに意味があるのであって、特にストーリーが俺好みな訳ではないと今まで思ってたけど、BDで見返してみたら普通に泣きかけてしまった