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互いに性善説を楯に取らせると自動的に互いに言論統制を始めている。誰かが決めて作ったルールではないから、その実体のない悪意を炙り出すのは難儀この上ない。自ら操り人形に志願した人々は自分を守る為互いを監視する。高笑いが止まらない全知全能の豚教祖様。
20年前でも10年前でも比較的最近でも、描いてきた絵を見るとそんなに変わってないから自分はこれ以上上手くならないんだな、成長頭打ちだな、下手だな……と思った時に、それならこれからは今やれることで楽しんで描きたい絵を楽しんで描いていこうと開き直ったら変な執着が薄れた。
幻想に触れている時、或いは幻想から触れに来た時に、周囲の人から見て何か怖さを感じるのはその人が子供に戻っていくのを目の当たりにするからだろうか。子供の視点に戻っていく時、その人が心ときめいた景色が段々と見えているだろうけど周囲の人は当然それが見えないからある種幽霊話と似ている。
夢を口にするといつも
誰かが鼻で笑った。
蕾をもぎ取られる様な感覚が
どうしようもないくらい怖くて、
何も話せなかった。
だからひっそり独りで夢の花を
育てていた。
5年。10年。20年。30年。
咲かない野の花。
笑われて諦めた方が良かったのか。
だけどひっそり独りで夢の花を
今夜も育てている。