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@WsDVCdseZkgZM0V 苦悶の表情を浮かべる相手を見下ろす髑髏の騎士
「おやおや、ずいぶんと苦しそうですね…今楽にして差し上げましょう」
豪腕を用いて構えようとするポールオスター
「させない‼️」
そこへ一機のスピナティアが割って入る
「邪魔が入りましたか」
彼女の介入により放たれていたノイズが中和された
@WsDVCdseZkgZM0V 「ほう、3機同時か、良いだろう…では、2対2だ」
同時に攻めてくる相手に動じることなく、ポールオスターの駆る髑髏の騎士は、左肩に隠されたワイヤーをそのうちの一騎に打ち込んだ
#30MM
#引用RT10回以上で撃破成功
ゲート施設の中枢を掌握したポールオスターによる世界規模のサイバーテロが開始された
ゲートのエネルギーを利用した奴のエグザマクスの防御力と【彼女】の電子戦能力は底が知れない
ゲートが完全に開く前に、有志諸君の持つ力を最大限に活かし【救済】を阻止せよ‼️ https://t.co/pj9H2fhfng
「これは…長期戦になりそうですね…」
ポールオスター、そして【彼女】の力によって産み出されたバリアが、苦戦を連想させる
「ダメ…時間がない…」
「ラリーさん?」
「速攻で倒さないとダメ…【彼女】が動く」
その瞬間、制御室の装置が更なる光を放ち出す
ゲート発生装置が起動する前兆である
「崩れるなら貴様の顔だけにしな」
髑髏の騎士の頭上、獣の様なエグザマクスが襲い掛かる
が、それにも動じずポールオスターは凌いだ
『人が話してる最中に奇襲とは、狂人殿もマナーが悪い』
「マナーなど知った事か、貴様を屠れるならどうでも良い」
『血の気が多い方だ…まぁ、私も大概ですがね』
『救済の刻が目前というのにここで諦める等、愚の骨頂…この基地のエネルギーを【彼女】に捧げる、後は最後の刻を稼ぐだけ…』
髑髏の騎士の豪腕が唸る
制御室の光が点る、幾百の明かりが髑髏の騎士を照す
『我が命も【彼女】への供物として捧げよう、そして全てが変わる、全てが崩れる‼️』
『そうですか…宴は中止ですか、なら私もここまで…等と口を紡ぐと思いますか?』
「町長さん…あの人の顔…」
『目に焼き付けておきなさいラリーさん、あれが彼の、ポールオスターの本性です』
画面越しに映るポールオスターの笑顔、はじめてみるラリーと見馴れた顔を知るトビアスの反応は別れる
入り口を抜ける
神殿のようだった
遺跡のようだった
スペースオペラの世界に出てくるような強大な電子機器が目の前に広がった
「何これ…すっご…」
初めてゲート施設内部、その秘匿された場所を見たラリーの第一声であった
『これが…地球文明の技術…?』
別の視点から驚く遍歴のトビアスだった
「…でも、ここまで巻き込まれておいて『じゃあ、私はこれで❗』って言える程、私も器用じゃありませんから」
『ラリーさん…』
「それに、ここで活躍しておけば報酬もがっぽりと頂けますから❗」
『…逞しい人なのですね、貴女は』
関心と同時にがめつい精神に呆れるトビアスだった
制御区画へ通ずる扉のコントロールを取り戻す間、有志達は自分達の機体の最終チェックを行う
その中には、ラリーの駆るスピナティアの姿があった
『…本当に大丈夫ですか、ラリーさん?』
トビアスが声をかける
「怖くないといえば嘘になります…正直言えば逃げたい気分です」
本音を呟くラリー