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「…もう一度聞く、貴様は何も知らないのか」
敵意を剥き出しで睨み付けるジェーン
「ええ、残念ながら…私は彼と情報を『共有』しておりません」
敵意の目に臆する事なく答えるトビアス
「アレがどういったモノなのかも解らないと抜かすか?」
「少なくとも害意あるモノと認識しています」
ポールオスターが姿を消した後
戦闘によって打撃を受けた町の更なる復興(という応急措置)を有志達と自警団が行っていた
その一方で町長の住む屋敷の執務室にて剣呑とした空気が流れる
ポールオスターから生まれたもう一人のゴースト。町長トビアス
マクシオンの名無しの女。
ジェーン=ドゥ https://t.co/u4yKnsB124
この私、『ゴースト』の長
ポールオスターはここに宣言する
この惑星【地球】を【彼女】の力を持って『救済』する
その宣言の後、ポールオスターは姿を消した
そして、幾多の魂を学習させ『最後の一人』の魂を得た事により【彼女】の最後の学習が終わった
一つの魂として更なる進化を遂げた【彼女】
学習の為に生け贄となったラリー=ホワイト君がまさか素体を得て蘇るのは想定外だったが…
全ては些事だ
問題はない…
我々『ゴースト』の最後の指命を果たす
解放した【彼女】を更に成長させるために末裔達は故郷から離れた青い星に共に降り立つ
末裔の一人は【彼女】の育成の為に自らの魂を彼女に『学習』させもう一つの『自分自身』を産み落とさせた
産み落とした自分に指命を全て託し、元の自分は【彼女】の学習の為に『ゴースト(亡霊)』となり彷徨った
数多の生命(魂)を汲み取りその生命が持つ記憶や情報を『学習』してきた【彼女】は、何時しか装置としての枠を越え
ーー汲み取られた魂を侵食し、自らの糧にし現実世界へと侵食し始め古代マクシオン人達によって封印された
しかし、【彼女】に魅入られた古代マクシオン人の末裔達は【彼女】を解放した
#30MM
【引用RT15回達成】
ありがとう有志諸君
君達の活躍により【彼女】は更なる学習を、更なる進化を遂げる事が出来た
この町での出会いと戦いで
【彼女】はもうすぐこの世界に根を卸し始める
故に、『ゴースト』及び有志連合軍指揮官であるこの私…
ポールオスターが諸君に感謝の意を表しましょう https://t.co/X4iXqzdx32