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⑪
朝が近付き、海は朝焼けに染まり始めた。4番目の弟は本当にどこへ行ってしまったのだろう。
ひょっとしたら…と覗き込んだ横穴で出会ったのは、楽しげに泳ぐ桃色の魚だった。
「やあ、コーラルのような君、ここで何をしているんだい?」
⑩
「ガラスを?」
「そう!ガラスって尖っていると痛いでしょ?だから磨いてんの!」
そう言う彼のヒレはボロボロになっていた。
誰かを思って傷つくことは、簡単なことではない。誰にでもできることではないのだとからまつは思った。
コバルトブルー好きすぎて、いろんなメーカーのコバルトブルーだけいっぱい集めてみました。で、そのコバルトブルーだけで絵を描くという大人にだけが許された遊び。