烏帽子九郎さんのイラストまとめ

隙をみてソシンロウバイで一枚。

ロウバイは梅の仲間ではないという知見を得た。

じわっと2022春のスケッチ開始か？

#見た人もなにか無言で海をあげる

「反骨と楽天」
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代用教員、奉公先の主人の秘書役と、持ち前の利発を活かせる仕事を失った喜三郎は、厳しい肉体労働に励むようになる。
それでも持ち前の知的好奇心と茶目っ気は損なわれず、少年期に培われた反骨精神と楽天的な素養は、終生変わらなかった。
（「少年編」了）

「久兵衛池事件３」
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村の代表を相手に理路整然と土地の権利を説いて論陣を張る喜三郎。
結局、村から出資して久兵衛池の周りを柵で囲い、水の使用料を上田家に支払うことで決着。
名誉は守られた代わりに喜三郎は斎藤家の奉公を辞めなければならず、家計はたちまち困窮。

「久兵衛池事件２」
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主家の座敷で自分の父を追い込む謀議がなされているのに気付いた喜三郎、怒り心頭で啖呵を切り、そのまま斎藤家を飛び出した。
生家に帰ると困り果てた家族の姿。
喜三郎は「明日の寄り合いには自分が出る」と宣言し、なにやら策がある様子。

「奉公」
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数え十五才、南隣の斎藤家に奉公することになった喜三郎。
斎藤家は穴太屈指の豪農で、庭先では毎年盆踊りが開かれていたという。
仕事は主人の秘書兼雑用係で、読み書き算盤、気も効くので重宝された。
住み込んだ門屋には斎藤家の娘、蘭がよく遊びに来た。

「豆先生」
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怖い先生の代わりに登場したおもろい豆先生の登場に子供たちは大喜び。
喜三郎にとっては貧しい家計を助け、職員室に置いてある本の数々を自由に読めることが嬉しかった。
数え十三歳から一年あまり、代用教員生活は続いた。

「大岡タダアイ事件」
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数え十三才の頃、小学校に戻された喜三郎。
先生が大岡越前の名を「タダアイ、タダアイ」と言っているのが気にかかり、正解は「タダスケ」だと指摘する際、ついついやりこめてしまう。
以後うらまれてつらく当たられることになる。

「神芝居」
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せっかく入学できた小学校も、すでに読み書きのできる喜三郎にとっては退屈で、どうしても遊びの方に力が入る。
中でもお気に入りはお芝居ごっこ。
芝居好きはその後も一生続き、果ては大日本帝国相手に大芝居を打つことになる。

「八文喜三（はちもんきさ）」
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就学前から読み書きをマスターし、大人に新聞を読み聞かせ、水脈を言い当てて井戸掘りに重宝され、「神童・地獄耳」と呼ばれる一方、どこかぼんやり調子はずれでついたあだ名が、十文には二文ばかり足りない「八文喜三」